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碧南市へきなんし

1920年には5の町村だった区域が、2回の合併・編入を経て、今の碧南市になりました。

5町村から
系譜図:帯は町村が続いた期間、曲線は合わさった先。帯を押すとそのまちへ、なぞると地図で光ります。

今の碧南市

矢作川の河口近くにあり、碧海台地と矢作川の沖積地からなる平らな土地に広がるまちです。北は油ヶ淵、東は矢作川、西と南は衣浦港と、三方を水に囲まれています。古くから大浜の港で栄え、瓦(三州瓦)や鋳物、みりん・白醤油の醸造が伝統産業です。1957年に衣浦港が重要港湾に指定されてからは臨海工業地域として発展し、火力発電所もあります。

今の碧南市の区域の人口は、2020年の国勢調査で72,458人です。今の区域で数えた1980年の62,021人とくらべると16.8%ふえ、人口はいまもふえ続けています。65歳以上の人の割合は24.1%です。

72,458人人口(2020年)
+16.8%1980年からの増減
36.68km²面積(国土地理院)
1,975人/km²人口密度
24.1%65歳以上の割合
72,4581980199020052020
15歳未満 13.8%15〜64歳 62.1%65歳以上 24.1%
今の区域の人口(国勢調査)。各回の市町村の人口を、今の区域にまとめて集計(境界の一部の移動は含まない)。面積は国土地理院「全国都道府県市区町村別面積調」

主な産業:三州瓦、鋳物、醸造(みりん・白醤油)

特産品・名産

  • 三州瓦伝統産業の一つ
  • みりん醸造の伝統産業
  • 白醤油醸造の伝統産業

見どころ・祭り

  • 碧南海浜水族館クロアチアから贈られたドラゴンズ・ベビーを見られる
  • 称名寺竹千代(徳川家康の幼名)命名の寺
  • 大浜中区祭礼10月第2土日。山車を曳く祭礼
  • 鶴ヶ崎区祭礼10月第2土日。知多型の山車

木カシ花ハナショウブ碧南市の木・花

碧南市のなりたち

碧南市(へきなんし)は、愛知県西三河地方の市です。今の市の区域には、1920年(大正9年)の時点で、5の町村がありました。新川町・旭村・棚尾村・大浜町・明治村です。これらの町村が、2回の合併や編入を経て、今の碧南市になりました。

今の名前「碧南市」は、1920年にあったどの町村の名前とも違い、合併のときに新しくつけられた名前です。もとの5の町村の名前は、自治体の名前としてはすべて消えました。

1920年の時点で、この区域の町村は碧海郡に属していました。郡は今は住所の表し方などに残るだけの区分ですが、町村がすべて市に入ったり合併したりして、碧海郡は1970年(昭和45年)12月1日に廃止されました。

51920年の町村の数
2回合併・編入の回数
37km²今の面積
1948年いちばん新しい合併

「碧南市」という名前

市名は、碧海(へきかい)郡の南部にあったことに由来するとされます。合併した旧4町村(新川・大浜・棚尾・旭)のどれかの名を採るのではなく、郡名にちなむ新しい名が選ばれました。この一帯は古くは大浜郷と呼ばれ、海上交通の要所として栄えていました。

まちの成り立ち

1889年(明治22年)の町村制で、この地域には碧海郡の大浜町・北大浜村・棚尾村・鷲塚村・志貴崎村・西端村などが生まれました。北大浜村は明治20年代半ばに町制を施行して新川町と改め、1906年(明治39年)には鷲塚村・志貴崎村・伏見屋村が合併して旭村に、西端村は周辺の村と合併して明治村になります。1924年(大正13年)には棚尾村が町制を施行して棚尾町となりました。戦後の1948年(昭和23年)4月5日、新川町・大浜町・棚尾町・旭村の4町村が合併して碧南市が誕生し、愛知県で10番目の市となりました。碧海郡の地域で最初の市です。1955年(昭和30年)4月1日には、分割された明治村のうち大字西端を編入し、今の市域ができあがりました。1957年に衣浦港が重要港湾に指定されてからは、海沿いの埋め立て地に工業地帯が広がり、窯業・鋳物・醸造といった伝統産業と並んで臨海工業のまちとして発展しています。

年表

  1. 1889年10月1日明治22年町村制の施行により、碧海郡に大浜町(大浜村が単独で町制)・北大浜村(北大浜村・北棚尾村が合併)・棚尾村・鷲塚村・志貴崎村(前浜新田・伏見屋外新田・伏見屋新田・平七村が合併)・西端村が発足した。種類:町村制 出典:Wikipedia
  2. 1891年9月8日明治24年碧海郡志貴崎村の一部(伏見屋新田)が分かれて伏見屋村が発足した。種類:分割 出典:Wikipedia
  3. 1892年8月明治25年碧海郡北大浜村が町制を施行するとともに改称し、新川町となった。種類:町制施行 出典:Wikipedia
  4. 1906年5月1日明治39年碧海郡の志貴崎村・伏見屋村・鷲塚村が合併して旭村が発足し、同日、西端村は米津村・東端村・根崎村・城ヶ入村・和泉村・榎前村と合併して明治村となった。種類:新設合併 出典:Wikipedia
  5. 1924年1月1日大正13年碧海郡棚尾村が町制を施行し、棚尾町となった。種類:町制施行 出典:Wikipedia
  6. 1948年4月5日昭和23年碧海郡の大浜町・新川町・棚尾町・旭村が合併し、碧南市が発足した。種類:新設合併 出典:www.city.hekinan.lg.jp
  7. 1955年4月1日昭和30年碧海郡明治村が分割され、大字西端が碧南市に編入された(残りは安城市・西尾市へ編入)。種類:一部編入 出典:Wikipedia

今の区域にあった町村

帯は、それぞれの町村が続いた期間(1889年〜今)です。

碧南市1924〜今
明治村1906〜1955
新川町1892〜1948
旭村1906〜1948
棚尾村1889〜1948
大浜町1889〜1948

参考にした資料