路線クロニクル日本の鉄道史 ─ 1路線の一生を再生する

路線クロニクル

武蔵野線1973年開業

北府中〜西船橋 JR東日本

武蔵野線は、東京の府中から埼玉県を回って、千葉県の西船橋に至る、弧をえがく形の路線である。東京の中心部をはさんで、郊外どうしを結ぶ。

いまの長さ
77 km
駅の数
27駅
開業
1973年
運営
JR東日本

この路線のなりたち

武蔵野線は、東京の都心に集中する貨物列車を迂回させる目的もあって、東京の外側をぐるりと回る路線として造られた。1973年に府中本町から新松戸の間が開業し、1978年には西船橋まで延びた。

国鉄が計画した新しい路線だったため、比較的新しい。沿線は田園や住宅地が多く、各方面へ向かう路線と交わる駅ごとに、乗り換え客が多い。

路線の歩み

「▶ この章を見る」で、上のプレイヤーがその時代を再生します。

11973年

開業

1973年、武蔵野線の約62kmの線路が開業した。新松戸・東川口・三郷・南流山・吉川などの駅が、このころ開業している。

21978年

延伸

1978年、約14kmの線路が開業した。船橋法典・市川大野・西船橋・新八柱の駅が、このころ開業している。

31987年

JRへ

1987年4月、国鉄の分割民営化で、この路線はJR東日本の路線となった。

4いま

いま

いまはJR東日本の路線として、地図データの上で約77km、27駅がある。

この路線の見どころ

多くの路線と交わる

西国分寺、新秋津、武蔵浦和、南越谷、南流山、新松戸など、多くの駅で他の路線に乗り換えられる。郊外から郊外へ、都心を通らずに移動できる。

貨物列車の道

貨物列車が多く通ることでも知られる。東京を通り抜けずに東北や中部方面へ荷物を運ぶ役割をもつ。

事故のときの迂回路

ほかの路線が止まったとき、列車が武蔵野線を経由することがある。

いまの姿

いまもJR東日本の路線として、府中本町から西船橋まで走り、通勤や買い物に使われる。

開業後に駅が増えたところもある。武蔵浦和や越谷レイクタウン、吉川美南などは、あとからできた新しい駅である。

区間の開業(年ごと)

地図データ上の線路の長さを、開業した年ごとに足したもの(公式の営業キロとは少し違います)。1950年より前は、駅の開業年から推定した年です。

1973年62.4 km
1978年13.7 km

駅の一覧(27駅)

国土数値情報に記録された駅と、その供用開始年。1950年より前に廃止された駅は含みません。

駅開業その後
北府中1973年
府中本町1973年
西国分寺1973年
新小平1973年
新秋津1973年
東所沢1973年
新座1973年
北朝霞1973年
西浦和1973年
与野1912年
武蔵浦和1985年
南浦和1973年
東浦和1973年
東川口1973年
吉川1973年
南越谷1973年
越谷レイクタウン2008年
吉川美南2012年
新三郷1985年
三郷1973年
南流山1973年
新松戸1973年
新八柱1978年
東松戸1998年
市川大野1978年
船橋法典1978年
西船橋1978年

接続する路線

同じ名前の駅でつながっている国鉄・JR・第三セクターの路線(いまはない線も含む)。

知っておきたいこと

京葉線との直通

西船橋では京葉線とつながっており、東京駅方面へ直通する列車もある。

線路の形と期間、駅の開業年は、国土数値情報「鉄道時系列データ」(国土交通省)を加工して作成しました。1950年より前に開業した区間の年は、駅の供用開始年から推定したもので、実際と前後することがあります。会社名・路線名の移り変わりと解説文は、このサイトでまとめたものです。
主な参考:国土交通省『国土数値情報 鉄道時系列データ』

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