今の阿波市
徳島県の北部、吉野川の北岸にある市です。南は吉野川のデルタ地帯の平野で、北は阿讃山脈を隔てて香川県と接します。市内には四国八十八ヶ所の札所が4つあります。国の天然記念物の阿波の土柱が知られ、レタスやトマトなどの野菜、いちご、乳用牛や豚の飼育など農畜産業が盛んです。市は2005年に4つの町が合わさってできました。
今の阿波市の区域の人口は、2020年の国勢調査で34,713人です。今の区域で数えた1980年の43,823人とくらべると20.8%減り、人口は1985年をピークに減っています。65歳以上の人の割合は38.1%です。
主な産業:野菜やいちごの栽培、養豚などの畜産が盛んです。
特産品・名産
- ミニトマト県の資料が阿波市を県内の主要な産地に挙げる
- レタス県の資料が阿波市を県内の主要な産地に挙げる
- 養豚県の資料が阿波市を県内の主要な産地に挙げる
見どころ・祭り
- 阿波の土柱国の天然記念物
- 十楽寺四国八十八ヶ所の第7番札所
- 切幡寺四国八十八ヶ所の第10番札所。大塔は国の重要文化財
- 野神の大センダン国の天然記念物
木ケヤキ花コスモス鳥ウグイス阿波市の木・花・鳥
阿波市のなりたち
阿波市(あわし)は、徳島県東部の市です。今の市の区域には、1920年(大正9年)の時点で、10の町村がありました。御所村・大俣村・八幡町・伊沢村・久勝村・林村・一条村・柿島村・土成村・市場町です。これらの町村が、2回の合併や編入を経て、今の阿波市になりました。
今の名前「阿波市」は、1920年にあったどの町村の名前とも違い、合併のときに新しくつけられた名前です。もとの10の町村の名前は、自治体の名前としてはすべて消えました。
面積は、1920年の大俣村が約49km²だったのに対し、今の阿波市は約187km²と、およそ3.8倍になりました。
1920年の時点で、この区域の町村は板野郡・阿波郡に属していました。郡は今は住所の表し方などに残るだけの区分ですが、町村がすべて市に入ったり合併したりして、阿波郡は2005年(平成17年)4月1日に廃止されました。
「阿波市」という名前
「阿波」は、この地域の旧国名で、阿波国の名にあたります。市は2005年(平成17年)4月1日に、板野郡の吉野町・土成町と阿波郡の市場町・阿波町が新設合併して生まれました。この合併で、阿波郡はなくなりました。市名は、旧阿波郡や阿波町の名とも重なります。
まちの成り立ち
阿波市は、吉野川の北岸にあり、北は阿讃山脈を隔てて香川県と接します。1889年(明治22年)10月1日の町村制で、阿波郡に土成村・八幡村・市香村・大俣村・久勝村・伊沢村・林村・柿島村、板野郡に一条村・御所村などが発足しました。市香村は1907年(明治40年)に町制を施行して市場町と改め、八幡村・一条村・林村・久勝村も順に町制を施行しています。板野郡の土成町は、1955年(昭和30年)3月31日に御所村と阿波郡の土成村が合わさって生まれました。阿波郡の市場町は同じ日に市場町・八幡町・大俣村が、阿波町は久勝町・伊沢村・林町が合わさってできました。板野郡の吉野町は、1957年(昭和32年)3月31日に一条町と阿波郡柿島村の一部(柿原)が合わさって生まれました。2005年(平成17年)4月1日、吉野町・土成町・市場町・阿波町が新設合併して阿波市となり、県内で7番目の市になりました。阿波郡はこのときなくなりました。2007年(平成19年)には、合併のときに廃止した住所表示の旧町名が復活しています。市内には四国八十八ヶ所の第7番から第10番までの札所があり、遍路の文化が根づいています。
年表
- 1889年10月1日明治22年町村制の施行により、阿波郡に土成村・八幡村・市香村・大俣村・久勝村・伊沢村・林村・柿島村、板野郡に一条村・御所村が発足した。種類:町村制 出典:www.pref.tokushima.lg.jp
- 1907年11月1日明治40年阿波郡市香村が町制を施行し、市場町に改称した。種類:町制施行 出典:Wikipedia
- 1908年7月20日明治41年阿波郡八幡村が町制を施行して八幡町となった。種類:町制施行 出典:Wikipedia
- 1923年2月11日大正12年板野郡一条村が町制を施行して一条町となった。種類:町制施行 出典:Wikipedia
- 1928年11月10日昭和3年阿波郡林村が町制を施行して林町となった。種類:町制施行 出典:www.pref.tokushima.lg.jp
- 1951年11月3日昭和26年阿波郡久勝村が町制を施行して久勝町となった。種類:町制施行 出典:www.pref.tokushima.lg.jp
- 1954年3月20日昭和29年板野郡一条町の一部(西条の一部)が麻植郡牛島村に編入された。種類:一部編入 出典:Wikipedia
- 1955年3月31日昭和30年阿波郡の市場町・八幡町・大俣村が合併し、改めて市場町が発足した。同じ日に久勝町・伊沢村・林町が合併して阿波町が発足し、阿波郡土成村と板野郡御所村が合併して板野郡土成町が発足した。種類:新設合併 出典:www.pref.tokushima.lg.jp
- 1957年3月31日昭和32年阿波郡柿島村が分割され、柿原は板野郡一条町と合併して板野郡吉野町となり、知恵島は麻植郡鴨島町に編入された。種類:分割 出典:Wikipedia
- 2005年4月1日平成17年板野郡の吉野町・土成町と阿波郡の市場町・阿波町が合併し、市制を施行して阿波市が発足した。阿波郡はこのとき消滅した。種類:新設合併 出典:www.pref.tokushima.lg.jp
今の区域にあった町村
帯は、それぞれの町村が続いた期間(1889年〜今)です。