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雲仙市うんぜんし

1920年には13の町村だった区域が、7回の合併・編入を経て、今の雲仙市になりました。

13町村から
系譜図:帯は町村が続いた期間、曲線は合わさった先。帯を押すとそのまちへ、なぞると地図で光ります。

今の雲仙市

今の雲仙市の区域の人口は、2020年の国勢調査で41,096人です。今の区域で数えた1980年の58,861人とくらべると30.2%減り、人口は1980年をピークに減っています。65歳以上の人の割合は35.8%です。

41,096人人口(2020年)
−30.2%1980年からの増減
214.29km²面積(国土地理院)
192人/km²人口密度
35.8%65歳以上の割合
58,8611980199020052020
15歳未満 12.0%15〜64歳 52.2%65歳以上 35.8%
今の区域の人口(国勢調査)。各回の市町村の人口を、今の区域にまとめて集計(境界の一部の移動は含まない)。面積は国土地理院「全国都道府県市区町村別面積調」

雲仙市のなりたち

雲仙市(うんぜんし)は、長崎県の市です。今の市の区域には、1920年(大正9年)の時点で、13の町村がありました。伊福村・古部村・山田村・守山村・北串山村・土黒村・多比良村・西郷村・神代村・愛野村・千々石村・小浜村・南串山村です。これらの町村が、7回の合併や編入を経て、今の雲仙市になりました。

明治の町村制(1889年)のあと、戦前までに、この区域では、1924年(大正13年)4月1日に小浜村が町になり、小浜町となりました(町制施行)。1926年(大正15年)7月1日に伊福村・古部村が合わさって、大正村が生まれました。1928年(昭和3年)11月1日に千々石村が町になり、千々石町となりました(町制施行)。1937年(昭和12年)2月11日に多比良村が町になり、多比良町となりました(町制施行)。

1953年の町村合併促進法をきっかけに、全国で町村の合併が一気に進みました(昭和の大合併)。この区域では、1949年(昭和24年)8月1日に愛野村が町になり、愛野町となりました(町制施行)。1954年(昭和29年)4月1日に山田村・守山村が合わさって、吾妻町が生まれました。1955年(昭和30年)2月1日に北串山村が、小浜町と一つになりました。1956年(昭和31年)9月1日に土黒村・多比良町が合わさって、国見町が生まれました。1956年(昭和31年)9月25日に西郷村・大正村が合わさって、瑞穂町が生まれました。1957年(昭和32年)3月22日に神代村が、国見町と一つになりました。この時期だけで6回の変化があり、町村の数は大きく減りました。

その後、1963年ごろに吾妻村が町になり、吾妻町となりました(町制施行)。1968年ごろに瑞穂村が町になり、瑞穂町となりました(町制施行)。1969年(昭和44年)4月1日に南串山村が町になり、南串山町となりました(町制施行)。

1999年からは、国の後押しで全国の市町村の合併が進みました(平成の大合併)。この区域では、2005年(平成17年)10月11日に愛野町・千々石町・小浜町・南串山町・吾妻町・国見町・瑞穂町が合わさって、雲仙市が生まれました。

今の名前「雲仙市」は、1920年にあったどの町村の名前とも違い、合併のときに新しくつけられた名前です。もとの13の町村の名前は、自治体の名前としてはすべて消えました。

面積は、1920年の小浜村が約37km²だったのに対し、今の雲仙市は約206km²と、およそ5.6倍になりました。

1920年の時点で、この区域の町村は南高来郡に属していました。郡は今は住所の表し方などに残るだけの区分ですが、町村がすべて市に入ったり合併したりして、南高来郡は2006年(平成18年)3月31日に廃止されました。

131920年の町村の数
7回合併・編入の回数
214km²今の面積
2005年いちばん新しい合併

年表

  1. 1924年4月1日大正13年小浜村が町になり、小浜町となった(町制施行)出典:国土数値情報「行政区域」1920年版の廃止年月日
  2. 1926年7月1日大正15年伊福村・古部村が合わさって、大正村が生まれた出典:国土数値情報「行政区域」1920年版の廃止年月日
  3. 1928年11月1日昭和3年千々石村が町になり、千々石町となった(町制施行)出典:国土数値情報「行政区域」1920年版の廃止年月日
  4. 1937年2月11日昭和12年多比良村が町になり、多比良町となった(町制施行)出典:国土数値情報「行政区域」1920年版の廃止年月日
  5. 1949年8月1日昭和24年愛野村が町になり、愛野町となった(町制施行)出典:国土数値情報「行政区域」1920年版の廃止年月日
  6. 1954年4月1日昭和29年山田村・守山村が合わさって、吾妻町が生まれた出典:国土数値情報「行政区域」1920年版の廃止年月日
  7. 1955年2月1日昭和30年北串山村が、小浜町と一つになった出典:国土数値情報「行政区域」1920年版の廃止年月日
  8. 1956年9月1日昭和31年土黒村・多比良町が合わさって、国見町が生まれた出典:同じ合併に加わった町村の日付から・国土数値情報「行政区域」1920年版の廃止年月日
  9. 1956年9月25日昭和31年西郷村・大正村が合わさって、瑞穂町が生まれた出典:同じ合併に加わった町村の日付から・国土数値情報「行政区域」1920年版の廃止年月日
  10. 1957年3月22日昭和32年神代村が、国見町と一つになった出典:国土数値情報「行政区域」1920年版の廃止年月日
  11. 1963年ごろ1960〜1965年のあいだ吾妻村が町になり、吾妻町となった(町制施行)
  12. 1968年ごろ1965〜1970年のあいだ瑞穂村が町になり、瑞穂町となった(町制施行)
  13. 1969年4月1日昭和44年南串山村が町になり、南串山町となった(町制施行)出典:国土数値情報「行政区域」1920年版の廃止年月日
  14. 2005年10月11日平成17年愛野町・千々石町・小浜町・南串山町・吾妻町・国見町・瑞穂町が合わさって、雲仙市が生まれたe-Stat「国見町(42362)、瑞穂町(42363)、吾妻町(42364)、愛野町(42365)、千々石町(42366)、小浜町(42367)、南串山町(42368)が合併し、雲仙市(42213)を新設」

今の区域にあった町村

帯は、それぞれの町村が続いた期間(1889年〜今)です。

雲仙市2005〜今
愛野村→愛野町1889〜2005
千々石村→千々石町1889〜2005
小浜村→小浜町1889〜2005
北串山村1889〜1955
南串山村→南串山町1889〜2005
吾妻村→吾妻町1954〜2005
山田村1889〜1954
守山村1889〜1954
国見町1956〜2005
神代村1889〜1957
土黒村1889〜1956
多比良村→多比良町1889〜1956
瑞穂村→瑞穂町1956〜2005
西郷村1889〜1956
大正村1926〜1956
伊福村1889〜1926
古部村1889〜1926