今の南山城村
京都府の南東端にあり、奈良県・三重県・滋賀県に接する村です。村の中央を木津川が流れ、名張川には高山ダムがあります。川沿いの集落と、童仙房などの高原にある集落が、山あいに点在しています。斜面に広がる茶畑は、宇治茶をつくる村の暮らしを伝える景観です。関西本線や国道163号が木津川沿いを通り、道の駅や農林産物直売所で茶や野菜を販売しています。
今の南山城村の区域の人口は、2020年の国勢調査で2,391人です。今の区域で数えた1980年の3,396人とくらべると29.6%減り、人口は1995年をピークに減っています。65歳以上の人の割合は48.5%です。
主な産業:茶の栽培と製茶を中心に、原木しいたけや野菜の生産が行われています。
特産品・名産
- 宇治茶山あいの茶園で育てる茶
- 原木しいたけ原木を使って栽培する村の産物
- トマト村内で生産される野菜
見どころ・祭り
- 高山ダム名張川に造られた多目的ダム
- 田山花踊り諏訪神社に奉納する伝統行事
- 道の駅 お茶の京都 みなみやましろ村村の茶や農産物を扱う交流拠点
木山桜花さつき南山城村の木・花
南山城村のなりたち
南山城村(みなみやましろむら)は、京都府山城地域の村です。今の村の区域には、1920年(大正9年)の時点で、2の町村がありました。大河原村・高山村です。これらの町村が、1回の合併や編入を経て、今の南山城村になりました。
今の名前「南山城村」は、1920年にあったどの町村の名前とも違い、合併のときに新しくつけられた名前です。もとの2の町村の名前は、自治体の名前としてはすべて消えました。
面積は、1920年の大河原村が約39km²だったのに対し、今の南山城村は約63km²と、およそ1.6倍になりました。
1920年の時点で、この区域の町村は相楽郡に属していました。
消えた町村の名前は、駅の名前に見ることができます。旧大河原村の区域には大河原駅(関西本線)があります。
「南山城村」という名前
「南山城村」という村名は、1955年に相楽郡大河原村と相楽郡高山村が合併したときに生まれました。村名を選んだ詳しい由来ははっきりしていません。村内では北大河原・南大河原・田山・高尾・野殿・童仙房という六つの大字が使われています。これらは明治の合併前の村々に重なり、今も地域の名前として受け継がれています。
まちの成り立ち
1889年(明治22年)4月1日の町村制施行で、相楽郡大河原村と相楽郡高山村が発足しました。大河原村は南大河原村・北大河原村・野殿村・童仙房村、高山村は田山村・高尾村が合わさった村です。木津川と名張川に沿う集落と、山上の集落がそれぞれの村をつくりました。童仙房では1869年から京都府による開拓が進み、山の上にも人々の暮らしが広がっていました。
1897年には関西鉄道の上野・加茂間が開業しました。川の水運が担ってきた人や物の往来に、鉄道が加わりました。1919年には大河原発電所が完成し、れんが造りの建物が川沿いに残っています。
昭和の大合併では、1955年(昭和30年)4月1日に大河原村と高山村が合併し、南山城村が誕生しました。その年には両村の境界にあった笹瀬の渡しに、鉄筋コンクリートの笹瀬橋が完成しています。1963年には、地元の人々の手で田山花踊りが復活しました。1969年には高山ダムが完成しました。村の農業では茶園の造成や製茶施設の整備が進み、宇治茶の産地としての歩みを重ねています。
年表
- 1889年4月1日明治22年町村制の施行により、相楽郡南大河原村・北大河原村・野殿村・童仙房村が合併して相楽郡大河原村が発足した。種類:町村制 出典:Wikipedia
- 1889年4月1日明治22年町村制の施行により、相楽郡田山村・高尾村が合併して相楽郡高山村が発足した。種類:町村制 出典:Wikipedia
- 1955年4月1日昭和30年相楽郡大河原村・高山村が合併して相楽郡南山城村が発足した。種類:新設合併 出典:www.pref.kyoto.jp
今の区域にあった町村
帯は、それぞれの町村が続いた期間(1889年〜今)です。
参考にした資料
- www.vill.minamiyamashiro.lg.jp/0000001248.html
- kyoto-mura.jp/village/history3/
- kyoto-mura.jp/village/history6/
- minamiyamashiro-kyoto.jp/
- www.vill.minamiyamashiro.lg.jp/cmsfiles/contents/0000002/2534/bijyon.pdf
- ja.wikipedia.org/w/index.php?title=%E7%9B%B8%E6%A5%BD%E9%83%A1&action=raw
- www.pref.kyoto.jp/rekisaikan/documents/dayori148.pdf