路線クロニクル日本の鉄道史 ─ 1路線の一生を再生する

路線クロニクル

津軽線1951年開業

青森〜三厩 JR東日本

津軽線は、青森から津軽半島の東側を通り、三厩に至る路線である。海ぞいに半島を北へ進む。

いまの長さ
56 km
駅の数
18駅
開業
1951年
運営
JR東日本

この路線のなりたち

津軽線は、青森から蟹田までが1951年に開業し、1958年に三厩まで延びた。津軽半島の海沿いの町を結んで、通学や通院に使われた。

蟹田の先の中小国では、のちに青函トンネルを通る海峡線が分かれた。このため、津軽線の青森〜中小国の間は、北海道へ向かう列車が通る区間でもある。

路線の歩み

「▶ この章を見る」で、上のプレイヤーがその時代を再生します。

11951年

開業

1951年、津軽線の約27kmの線路が開業した。青森・蟹田・奥内・瀬辺地・蓬田などの駅が、このころ開業している。

21958年

延伸

1958年、約31kmの線路が開業した。三厩・中小国・今別・津軽二股・大平などの駅が、このころ開業している。

31987年

JRへ

1987年4月、国鉄の分割民営化で、この路線はJR東日本の路線となった。

4いま

いま

いまはJR東日本の路線として、地図データの上で約56km、18駅がある。

この路線の見どころ

津軽半島と太宰治

蟹田や三厩は、作家の太宰治が小説『津軽』で旅の様子を書いた土地として知られる。

青函トンネルとのつながり

中小国は、青函トンネルへ向かう海峡線との分岐点である。

竜飛崎

終点の三厩の近くには、本州の北のはしの竜飛崎がある。

いまの姿

2022年8月の大雨で、蟹田〜三厩の区間が不通になり、その後も運転が再開されていない。この区間は鉄道としては復旧せず、乗合タクシーなどに切りかえる方向で、沿線の町とJR東日本が合意したと伝えられる。

青森〜蟹田は、いまも列車が走っている。

区間の開業(年ごと)

地図データ上の線路の長さを、開業した年ごとに足したもの(公式の営業キロとは少し違います)。1950年より前は、駅の開業年から推定した年です。

1951年27.1 km
1958年31.2 km

駅の一覧(18駅)

国土数値情報に記録された駅と、その供用開始年。1950年より前に廃止された駅は含みません。

駅開業その後
青森1951年
油川1951年
津軽宮田1959年
奥内1951年
左堰1959年
後潟1951年
中沢1959年
蓬田1951年
郷沢1959年
瀬辺地1951年
蟹田1951年
中小国1958年
大平1958年
津軽二股1958年
大川平1958年
今別1958年
津軽浜名1960年
三厩1958年

接続する路線

同じ名前の駅でつながっている国鉄・JR・第三セクターの路線(いまはない線も含む)。

線路の形と期間、駅の開業年は、国土数値情報「鉄道時系列データ」(国土交通省)を加工して作成しました。1950年より前に開業した区間の年は、駅の供用開始年から推定したもので、実際と前後することがあります。会社名・路線名の移り変わりと解説文は、このサイトでまとめたものです。
主な参考:国土交通省『国土数値情報 鉄道時系列データ』

国鉄・JR編の地図で見る