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萩市はぎし

1920年には19の町村だった区域が、4回の合併・編入を経て、今の萩市になりました。

19町村から
系譜図:帯は町村が続いた期間、曲線は合わさった先。帯を押すとそのまちへ、なぞると地図で光ります。

今の萩市

山口県の北部、日本海に面した城下町です。阿武川が河口付近で橋本川と松本川に分かれ、その間の三角州に城下町が広がります。江戸時代に長州藩の本拠地となり、吉田松陰や高杉晋作など幕末の人物を多く出しました。重要伝統的建造物群保存地区が市内に4か所あります。2005年の合併で市域は山あいや離島にも広がり、自然を生かした観光地も増えました。

今の萩市の区域の人口は、2020年の国勢調査で44,626人です。今の区域で数えた1980年の74,846人とくらべると40.4%減り、人口は1980年をピークに減っています。65歳以上の人の割合は44.1%です。

44,626人人口(2020年)
−40.4%1980年からの増減
698.5km²面積(国土地理院)
64人/km²人口密度
44.1%65歳以上の割合
74,8461980199020052020
15歳未満 8.8%15〜64歳 47.1%65歳以上 44.1%
今の区域の人口(国勢調査)。各回の市町村の人口を、今の区域にまとめて集計(境界の一部の移動は含まない)。面積は国土地理院「全国都道府県市区町村別面積調」

主な産業:観光業と農業、漁業が中心です。

特産品・名産

  • 萩焼市内に多くの窯元がある伝統工芸
  • 夏みかん明治期に武士の救済のため栽培が奨励された
  • 須佐男命いか旧須佐町の特産品

見どころ・祭り

  • 萩城下町菊屋横丁などの町並み。世界遺産の構成資産
  • 松下村塾吉田松陰ゆかりの塾。世界遺産の構成資産
  • 萩城跡指月山のふもとにあった長州藩の城
  • 萩反射炉世界遺産「明治日本の産業革命遺産」の構成資産
  • 須佐ホルンフェルス旧須佐町にある景勝地

木ヒノキ・マツ花ツバキ・ハギ萩市の木・花

萩市のなりたち

萩市(はぎし)は、山口県萩圏の市です。今の市の区域には、1920年(大正9年)の時点で、19の町村がありました。椿郷東分村・山田村・椿村・見島村・六島村・大井村・三見村・弥富村・明木村・佐々並村・紫福村・福川村・田万崎村・小川村・高俣村・吉部村・須佐村・川上村・萩町です。これらの町村が、4回の合併や編入を経て、今の萩市になりました。

今の名前「萩市」は、1920年にあった萩町の名前を受け継いでいます。ほかの18の町村の名前は、自治体の名前としては消えましたが、地区の名前や学校、駅などに残っていることが少なくありません。

1920年の時点で、この区域の町村は阿武郡に属していました。

191920年の町村の数
4回合併・編入の回数
698km²今の面積
2005年いちばん新しい合併

「萩市」という名前

「萩」の由来ははっきりしていません。市の花であるツバキの「ツ」が省かれて「ハギ」になったとする説などがあります。この地は江戸時代に毛利氏の長州藩の城下町となり、2004年(平成16年)には萩開府400年を迎えました。萩の名は、長州藩の本拠地として幕末から明治維新の歴史とともに知られています。

まちの成り立ち

江戸時代に長州藩の城下町となった萩は、幕末に藩庁が山口へ移るまで藩の中心でした。1889年(明治22年)4月1日の町村制で、阿武郡に萩町が発足しました。1923年(大正12年)4月1日には椿東村・椿村・山田村と新設合併し、改めて萩町が発足しています。1932年(昭和7年)7月1日に市制を施行して萩市となりました。山口県で4番目の市です。1955年(昭和30年)3月1日には三見村・大井村・六島村・見島村を編入しました。同じ年の4月1日の昭和の大合併では、阿武郡で江崎町・小川村が合わさって田万川町、弥富村が須佐町、紫福村・福川村が福栄村、高俣村・吉部村がむつみ村、明木村・佐々並村が旭村になりました。2005年(平成17年)3月6日、萩市と川上村・田万川町・むつみ村・須佐町・旭村・福栄村が新設合併して、新しい萩市が発足しました。合併後の市域は県土の約11パーセントにあたり、日常生活圏は10になりました。日本海沿いから山あいまで広がり、島々も含んでいます。

年表

  1. 1889年4月1日明治22年町村制の施行により、阿武郡に萩町と椿郷東分村・椿郷西分村・山田村・三見村・明木村・佐々並村・川上村・高俣村・吉部村・福川村・紫福村・大井村・須佐村・弥富村・小川村・田万崎村・六島村が、見島郡に見島村が発足した。種類:町村制 出典:Wikipedia
  2. 1896年4月1日明治29年郡制の施行にあたり阿武郡と見島郡の区域で改めて阿武郡が置かれ、見島村は阿武郡に属した。種類:郡の変更 出典:Wikipedia
  3. 1910年7月1日明治43年阿武郡の椿郷西分村が改称して椿村となった。種類:改称 出典:Wikipedia
  4. 1921年5月17日大正10年阿武郡の椿郷東分村が改称して椿東村となった。種類:改称 出典:Wikipedia
  5. 1923年4月1日大正12年阿武郡の萩町・椿東村・椿村・山田村が合併し、改めて萩町が発足した。種類:新設合併 出典:Wikipedia
  6. 1924年2月11日大正13年阿武郡の須佐村が町制を施行して須佐町となった。種類:町制施行 出典:Wikipedia
  7. 1932年7月1日昭和7年阿武郡の萩町が市制を施行して萩市となった。種類:市制施行 出典:Wikipedia
  8. 1940年11月3日昭和15年阿武郡の田万崎村が町制を施行し、改称して江崎町となった。種類:町制施行 出典:Wikipedia
  9. 1955年3月1日昭和30年阿武郡の三見村・大井村・六島村・見島村が萩市に編入された。種類:編入 出典:Wikipedia
  10. 1955年4月1日昭和30年阿武郡の江崎町・小川村が合併して田万川町が、高俣村・吉部村が合併してむつみ村が、須佐町・弥富村が合併して改めて須佐町が、明木村・佐々並村が合併して旭村が、福川村・紫福村が合併して福栄村が発足した。種類:新設合併 出典:Wikipedia
  11. 2005年3月6日平成17年萩市と阿武郡の川上村・田万川町・むつみ村・須佐町・旭村・福栄村が合併し、改めて萩市が発足した。種類:新設合併 出典:www.pref.yamaguchi.lg.jp

今の区域にあった町村

帯は、それぞれの町村が続いた期間(1889年〜今)です。

萩町→萩市1889〜今
須佐村→須佐町1889〜2005
弥富村1889〜1955
川上村1889〜2005
旭村1955〜2005
明木村1889〜1955
佐々並村1889〜1955
福栄村1955〜2005
紫福村1889〜1955
福川村1889〜1955
田万川町1955〜2005
田万崎村→江崎町1889〜1955
小川村1889〜1955
むつみ村1955〜2005
高俣村1889〜1955
吉部村1889〜1955
見島村1889〜1955
六島村1889〜1955
大井村1889〜1955
三見村1889〜1955
山田村1889〜1923
椿村1910〜1923
椿郷東分村1889〜1921

参考にした資料