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北栄町ほくえいちょう

1920年には5の町村だった区域が、5回の合併・編入を経て、今の北栄町になりました。

5町村から
系譜図:帯は町村が続いた期間、曲線は合わさった先。帯を押すとそのまちへ、なぞると地図で光ります。

今の北栄町

鳥取県の中部にあり、日本海に面した町です。北の海沿いには砂丘が続き、南は倉吉市に接する高台になっています。町の中ほどを由良川が、東の端を天神川が流れます。砂丘の畑ではスイカやぶどう、ながいもが作られ、海岸には風力発電所の風車が並びます。漫画家の青山剛昌の出身地です。町の中ほどには北条平野が広がり、田畑が続いています。

今の北栄町の区域の人口は、2020年の国勢調査で14,228人です。今の区域で数えた1980年の15,772人とくらべると9.8%減り、人口は1995年をピークに減っています。65歳以上の人の割合は35.6%です。

14,228人人口(2020年)
−9.8%1980年からの増減
56.94km²面積(国土地理院)
250人/km²人口密度
35.6%65歳以上の割合
17,2281980199020052020
15歳未満 12.6%15〜64歳 51.8%65歳以上 35.6%
今の区域の人口(国勢調査)。各回の市町村の人口を、今の区域にまとめて集計(境界の一部の移動は含まない)。面積は国土地理院「全国都道府県市区町村別面積調」

主な産業:大栄西瓜やながいも、らっきょう、ぶどうなどを作る農業が主な産業です。

特産品・名産

  • 大栄西瓜地理的表示(GI)に登録されたスイカ
  • 砂丘ながいも砂丘の畑で作られる長いも
  • 砂丘ぶどう北条砂丘で百年以上作られるぶどう
  • 北条ワイン町の特産のワイン
  • らっきょう砂丘地で作られる

見どころ・祭り

  • 青山剛昌ふるさと館『名探偵コナン』の作者の記念館
  • コナン駅(由良駅)JR由良駅の愛称
  • 道の駅大栄全国で最初に登録された道の駅の一つ
  • 北条砂丘風力発電所海沿いに並ぶ風車
  • 由良台場跡幕末の砲台跡。鳥取藩台場跡として国の史跡

木クロマツ花ハマヒルガオ鳥ウグイス北栄町の木・花・鳥

北栄町のなりたち

北栄町(ほくえいちょう)は、鳥取県中部の町です。今の町の区域には、1920年(大正9年)の時点で、5の町村がありました。中北条村・下北条村・大誠村・栄村・由良町です。これらの町村が、5回の合併や編入を経て、今の北栄町になりました。

今の名前「北栄町」は、1920年にあったどの町村の名前とも違い、合併のときに新しくつけられた名前です。もとの5の町村の名前は、自治体の名前としてはすべて消えました。

面積は、1920年の栄村が約14km²だったのに対し、今の北栄町は約57km²と、およそ3.9倍になりました。

1920年の時点で、この区域の町村は東伯郡に属していました。

消えた町村の名前は、駅の名前に見ることができます。旧下北条村の区域には下北条駅(山陰本線)があります。旧由良町の区域には由良駅(山陰本線)があります。

51920年の町村の数
5回合併・編入の回数
57km²今の面積
2005年いちばん新しい合併

「北栄町」という名前

「北栄」は、2005年(平成17年)10月1日に北条町と大栄町が合わさってできた町の名前です。二つの旧町名の頭の字、「北」と「栄」を組み合わせた形になっています。町名を決めたときの経緯を記した資料は見つかっておらず、はっきりした由来は分かっていません。

まちの成り立ち

北栄町は日本海に面し、北には砂丘の海岸が続き、南は中国山地へと続く高台です。江戸時代には鳥取藩が由良に藩の米蔵を置き、由良は港町として栄えました。幕末の1863年(文久3年)には、由良川の河口に台場が築かれています。

1889年(明治22年)10月1日の町村制で、久米郡に下北条村・中北条村が、八橋郡に由良村・栄村・常盤村・瑞穂村が発足しました。1896年の郡の再編で東伯郡に入ります。由良村は1916年(大正5年)に町になり、常盤村と瑞穂村は1917年に合わさって大誠村になりました。

昭和の大合併では、1954年(昭和29年)6月1日に下北条村と中北条村が合わさって北条町が生まれました。1955年5月1日には大誠村と栄村が合わさって大栄町ができ、1959年(昭和34年)4月1日に由良町と合わさって改めて大栄町となりました。

2005年(平成17年)10月1日、北条町と大栄町が合わさって北栄町が生まれました。町は『名探偵コナン』の作者、青山剛昌の出身地で、「コナンのまちづくり」を進めています。

年表

  1. 1889年10月1日明治22年町村制の施行により、久米郡に下北条村・中北条村が、八橋郡に由良村・栄村・常盤村・瑞穂村が発足した。種類:町村制 出典:Wikipedia
  2. 1896年4月1日明治29年郡の再編により、久米郡と八橋郡が河村郡とあわせて東伯郡になった。種類:郡の変更 出典:www.pref.tottori.lg.jp
  3. 1916年3月1日大正5年東伯郡の由良村が町制を施行し、由良町となった。種類:町制施行 出典:Wikipedia
  4. 1917年11月1日大正6年東伯郡の常盤村と瑞穂村が合併し、大誠村が生まれた。種類:新設合併 出典:Wikipedia
  5. 1954年6月1日昭和29年東伯郡の下北条村と中北条村が合併し、北条町が生まれた。種類:新設合併 出典:Wikipedia
  6. 1955年5月1日昭和30年東伯郡の大誠村と栄村が合併し、大栄町が生まれた。種類:新設合併 出典:Wikipedia
  7. 1959年4月1日昭和34年東伯郡の大栄町と由良町が合併し、改めて大栄町が生まれた。種類:新設合併 出典:Wikipedia
  8. 2005年10月1日平成17年東伯郡の北条町と大栄町が合併し、北栄町が生まれた。種類:新設合併 出典:www.e-hokuei.net

今の区域にあった町村

帯は、それぞれの町村が続いた期間(1889年〜今)です。

北栄町2005〜今
大栄町1955〜2005
由良町1916〜1959同じ名前の駅:由良駅
大誠村1917〜1955
栄村1889〜1955
北条町1954〜2005
中北条村→中北條村1889〜1954
下北条村→下北條村1889〜1954同じ名前の駅:下北条駅

参考にした資料