今の小鹿野町
埼玉県西部の秩父地域に位置し、両神山や二子山などの山地を持つ町です。旧小鹿野町と両神村の合併で成立し、山里の自然や歌舞伎などの地域文化が受け継がれています。昭和の合併では長若・三田川・倉尾の村々も町の区域となりました。町の花は早春に咲くセツブンソウ、木はモミジ、鳥はウグイスで、山地の景観や花の生育地を持つ地域です。
今の小鹿野町の区域の人口は、2020年の国勢調査で10,928人です。今の区域で数えた1980年の16,190人とくらべると32.5%減り、人口は1980年をピークに減っています。65歳以上の人の割合は38.9%です。
主な産業:こんにゃくなどの農業、郷土の食品づくりと、山や滝を生かした観光が営まれています。
特産品・名産
- こんにゃく地域で作られる特産の食品。
- わらじかつ町の名物として親しまれる料理。
- 毘沙門氷地域で提供されるかき氷。
見どころ・祭り
- 丸神の滝山あいに流れる滝。
- 法性寺秩父札所32番の寺。
- 道の駅両神温泉薬師の湯温泉や農産物直売を楽しめる施設。
木モミジ花セツブンソウ鳥ウグイス小鹿野町の木・花・鳥
小鹿野町のなりたち
小鹿野町(おがのまち)は、埼玉県秩父地域の町です。今の町の区域には、1920年(大正9年)の時点で、5の町村がありました。長若村・倉尾村・三田川村・両神村・小鹿野町です。これらの町村が、3回の合併や編入を経て、今の小鹿野町になりました。
今の名前「小鹿野町」は、1920年にあった小鹿野町の名前を受け継いでいます。ほかの4の町村の名前は、自治体の名前としては消えましたが、地区の名前や学校、駅などに残っていることが少なくありません。
面積は、1920年の小鹿野町が約15km²だったのに対し、今の小鹿野町は約171km²と、およそ11.6倍になりました。
1920年の時点で、この区域の町村は秩父郡に属していました。
「小鹿野町」という名前
小鹿野の町名は、平安時代の和名抄に記された巨香郷に始まると伝えられています。読み方は「おがの」です。1889年の町村制以来の小鹿野町は、昭和の周辺村との合併でも町名を引き継ぎ、2005年の両神村との合併でも同じ名を採用しました。古い郷名に由来するとされる名が、昭和と平成の合併を重ねた後も使われています。
まちの成り立ち
1889年(明治22年)4月1日の町村制で、秩父郡に小鹿野町・長若村・三田川村・倉尾村・両神村が発足しました。現在の町につながる明治の自治体で、小鹿野は発足時から町でした。
1955年4月1日、小鹿野町と長若村が新設合併し、新しい小鹿野町となりました。翌1956年3月31日には、小鹿野町・三田川村・倉尾村がさらに新設合併しました。二度の合併とも小鹿野の名前を引き継いだため、同じ町名の下で区域が広がっていきました。
一方、両神村は昭和の大合併の時期にも村として行政を続けました。2005年10月1日、小鹿野町と両神村が新設合併し、現在につながる小鹿野町が生まれました。両神村が旧小鹿野町へ単に編入されたのではなく、一町一村で新しい町をつくった合併です。
町には両神山や二子山などの山地があり、山に囲まれた地域の暮らしや芸能が受け継がれています。地域では小鹿野歌舞伎が受け継がれ、花や名水に親しむ場もあります。合併した地域を含めて自然と文化を持つ町となり、木にモミジ、花にセツブンソウ、鳥にウグイスを定めています。明治から続く小鹿野の名は、昭和と平成の合併を通じて新しい町へ受け継がれました。
年表
- 1889年4月1日明治22年秩父郡に小鹿野町・長若村・三田川村・倉尾村・両神村が発足した。種類:町村制 出典:Wikipedia
- 1955年4月1日昭和30年小鹿野町と長若村が合併し、新しい小鹿野町が生まれた。種類:新設合併 出典:www.pref.saitama.lg.jp
- 1956年3月31日昭和31年小鹿野町・三田川村・倉尾村が合併し、新しい小鹿野町が生まれた。種類:新設合併 出典:www.pref.saitama.lg.jp
- 2005年10月1日平成17年小鹿野町と両神村が合併し、新しい小鹿野町が生まれた。種類:新設合併 出典:www.pref.saitama.lg.jp
今の区域にあった町村
帯は、それぞれの町村が続いた期間(1889年〜今)です。