今の生駒市
奈良県の北西部、生駒山の東麓にある市です。西は大阪府との県境の山地、東は矢田丘陵へ続き、その間に市街地と住宅地が広がります。生駒駅には複数の鉄道路線が集まり、大阪や奈良方面へ通じます。山麓の宝山寺とケーブルカーは、門前町の歴史を伝えています。北部の高山は茶筌などの竹製品の産地です。山の緑と鉄道沿線の住宅地、北部の農地や工芸の集落が結び付くまちです。
今の生駒市の区域の人口は、2020年の国勢調査で116,675人です。今の区域で数えた1980年の70,461人とくらべると65.6%ふえ、人口は2015年まではふえ、その後は少し減っています。65歳以上の人の割合は28.9%です。
主な産業:大阪方面への住宅地として発達し、商業・サービス業と高山の竹製品製造が行われています。
特産品・名産
- 高山茶筌抹茶をたてる国指定の伝統的工芸品
- 茶杓高山で受け継がれる竹の茶道具
- 柄杓高山の職人が作る竹の茶道具
見どころ・祭り
- 宝山寺生駒山の麓にある寺院
- 高山竹林園竹の生態や竹製品の歴史を紹介
- 生駒山上遊園地生駒ケーブルで結ばれる山上の遊園地
木樫花菊生駒市の木・花
生駒市のなりたち
生駒市(いこまし)は、奈良県北部地域の市です。今の市の区域には、1920年(大正9年)の時点で、3の町村がありました。南生駒村・北倭村・北生駒村です。これらの町村が、2回の合併や編入を経て、今の生駒市になりました。
今の名前「生駒市」は、1920年にあったどの町村の名前とも違い、合併のときに新しくつけられた名前です。もとの3の町村の名前は、自治体の名前としてはすべて消えました。
面積は、1920年の北生駒村が約14km²だったのに対し、今の生駒市は約52km²と、およそ3.6倍になりました。
1920年の時点で、この区域の町村は生駒郡に属していました。
「生駒市」という名前
市名は、1921年に北生駒村が町制を施行したときの「生駒町」の名を受け継いでいます。生駒は生駒山や生駒郡にも使われてきた地域の名です。その語源ははっきりしていません。1889年には山崎・谷田・俵口・小明・辻・菜畑の六村をまとめて北生駒村が生まれました。南生駒村と北倭村を編入した後も生駒町の名が続き、1971年の市制施行で生駒市となりました。
まちの成り立ち
1889年4月1日の町村制で、平群郡に北生駒村と南生駒村、添下郡に北倭村が発足しました。北生駒村は山崎・谷田・俵口・小明・辻・菜畑の六村をまとめた村です。南生駒村は小瀬・壱分・有里など十一村、北倭村は高山・鹿畑・上・南田原・北田原の五村からなります。1897年には平群郡と添下郡の区域が生駒郡となりました。
1914年に生駒トンネルを通る鉄道が開通し、大阪と奈良を結ぶ交通が変わりました。1918年には鳥居前と宝山寺を結ぶケーブルカーが開通しています。1921年2月11日、北生駒村は町制を施行し、生駒町となりました。
昭和の大合併では、1955年3月10日に南生駒村、1957年3月31日に北倭村を編入しました。こうして山の東麓と北部の高山までが一つの町になります。道路や鉄道の整備とともに大阪方面からの住宅需要が増え、住宅地が広がりました。1971年11月1日、生駒町は市制を施行し、奈良県で九番目の市となりました。
宝山寺の門前とケーブルカー、高山の竹製品の里、鉄道沿線の住宅地が今の市を形づくっています。高山には茶筌や茶杓などを作る技術が受け継がれ、旧村の地名も市内の町名に残っています。
年表
- 1889年4月1日明治22年町村制の施行により、平群郡に北生駒村(山崎村・谷田村・俵口村・小明村・辻村・菜畑村)と南生駒村(小瀬村・乙田村・小平尾村・萩原村・藤尾村・西畑村・鬼取村・大門村・小倉寺村・有里村・壱分村)が発足した。種類:町村制 出典:Wikipedia
- 1889年4月1日明治22年添下郡高山村・鹿畑村・上村・南田原村・北田原村の区域で北倭村が発足した。種類:町村制 出典:Wikipedia
- 1897年4月1日明治30年平群郡・添下郡の区域で生駒郡が発足し、北生駒村・南生駒村・北倭村は生駒郡に属した。種類:郡の変更 出典:Wikipedia
- 1921年2月11日大正10年生駒郡北生駒村が町制を施行し、生駒町となった。種類:町制施行 出典:www.pref.nara.lg.jp
- 1955年3月10日昭和30年生駒郡南生駒村が生駒町に編入された。種類:編入 出典:www.pref.nara.lg.jp
- 1957年3月31日昭和32年生駒郡北倭村が生駒町に編入された。種類:編入 出典:www.pref.nara.lg.jp
- 1971年11月1日昭和46年生駒郡生駒町が市制を施行し、生駒市となった。種類:市制施行 出典:www.pref.nara.lg.jp
今の区域にあった町村
帯は、それぞれの町村が続いた期間(1889年〜今)です。
参考にした資料
- www.pref.nara.lg.jp/documents/12514/n040103.pdf
- www.city.ikoma.lg.jp/0000002188.html
- ja.wikipedia.org/w/index.php?title=%E7%94%9F%E9%A7%92%E5%B8%82&action=raw
- ja.wikipedia.org/w/index.php?title=%E5%B9%B3%E7%BE%A4%E9%83%A1&action=raw
- ja.wikipedia.org/w/index.php?title=%E6%B7%BB%E4%B8%8B%E9%83%A1&action=raw
- ja.wikipedia.org/w/index.php?title=%E7%94%9F%E9%A7%92%E9%83%A1&action=raw