今の月形町
北海道中央部、空知総合振興局の石狩川沿いにある町です。1881年に樺戸集治監が置かれて開けた町で、旧集治監の庁舎は月形樺戸博物館として残ります。農業は米のほか切り花、メロンやスイカなどの果菜が中心です。町内の道民の森月形地区は、当別町にまたがる広い森林公園の一部です。皆楽公園の中には道の駅があり、月形温泉もあります。
今の月形町の区域の人口は、2020年の国勢調査で3,691人です。今の区域で数えた1980年の5,427人とくらべると32.0%減り、人口は1985年をピークに減っています。65歳以上の人の割合は37.7%です。
主な産業:米・切り花・メロン・スイカなどの農業が中心です。
特産品・名産
- 月形メロン「月雫」「北の女王」などの銘柄
- 月形スイカ「ゴジラのたまご」などの銘柄
- 月形ジンギスカン町の名を冠した加工食品
見どころ・祭り
- 月形樺戸博物館旧樺戸集治監の本庁舎を使った博物館
- 皆楽公園道の駅「つきがた」がある公園
- 月形温泉ゆりかご町内の温泉施設
- 道民の森月形地区当別町にまたがる森林公園
木イチイ花菊月形町の木・花
月形町のなりたち
月形町(つきがたちょう)は、北海道空知地方の町です。1920年(大正9年)の時点ですでに月形村として今とほぼ同じ区域があり、それから一度も合併をしていない、道内でもめずらしい町です。
1920年の時点で、この区域の町村は樺戸郡に属していました。
「月形町」という名前
「月形」は人の名字に由来します。1881年(明治14年)に樺戸集治監が置かれたとき、初代の典獄(所長)に任じられたのが内務省の月形潔です。集治監とともに作られた村に、その姓をとって月形村と名づけられました。アイヌ語に由来する名が多い北海道では、人名にちなむ地名として知られます。
まちの成り立ち
月形は、1881年(明治14年)7月1日に樺戸郡のシベツ川口に月形村が創設されたことに始まり、空知支庁管内で最初の村でした。同じ年に樺戸集治監が開庁し、翌1882年に樺戸・雨竜・上川の3郡の郡役所が月形に置かれ、行政や登記、警察の事務を受け持ちました。集治監は北海道の開拓のために囚人を使う役目も持ち、1884年には囚人や物資を運ぶ外輪船が石狩川で動き始めています。1891年(明治24年)に樺戸郡役所が札幌郡役所に併合され、月形村は樺戸郡のほか雨竜郡と上川郡の神居・旭川・永山の各村を受け持つ戸長役場になりました。1899年(明治32年)7月には浦臼村が分かれています。1906年(明治39年)4月1日に二級町村制を施行し、1919年(大正8年)に樺戸監獄が廃止されました。1953年(昭和28年)4月1日に町制を施行して月形町になり、翌1954年には美唄市との境界変更で西美唄大曲の一部を編入しています。現在は農業が中心で、メロンやスイカが特産です。
年表
- 1881年7月1日明治14年樺戸郡のシベツ川口に月形村が創設された。種類:その他 出典:www.pref.hokkaido.lg.jp
- 1899年7月明治32年月形村から浦臼村が分かれた。種類:分割 出典:www.pref.hokkaido.lg.jp
- 1906年4月1日明治39年月形村に二級町村制が施行された。種類:町村制 出典:www.pref.hokkaido.lg.jp
- 1953年4月1日昭和28年月形村が町制を施行し、月形町となった。種類:町制施行 出典:www.pref.hokkaido.lg.jp
- 1954年4月1日昭和29年美唄市との境界変更で、西美唄大曲の一部が月形町に編入された。種類:一部編入 出典:www.pref.hokkaido.lg.jp
名前の歩み
帯は、それぞれの町村が続いた期間(1889年〜今)です。