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御宿町おんじゆくまち

1920年には3の町村だった区域が、2回の合併・編入を経て、今の御宿町になりました。

3町村から
系譜図:帯は町村が続いた期間、曲線は合わさった先。帯を押すとそのまちへ、なぞると地図で光ります。

今の御宿町

房総半島の東側に位置する海辺の町で、三日月形の御宿海岸には約2キロメートルの砂浜が続きます。海水浴などの海辺の観光が行われ、イセエビやアワビが町の特産品です。1955年に旧御宿町と布施村・浪花村の一部が合併して成立しました。北条時頼の宿泊にちなむ地名の伝承を持ち、町の木にはキョウチクトウを定めています。

今の御宿町の区域の人口は、2020年の国勢調査で6,874人です。今の区域で数えた1980年の8,486人とくらべると19.0%減り、人口は1980年をピークに減っています。65歳以上の人の割合は52.1%です。

6,874人人口(2020年)
−19.0%1980年からの増減
24.85km²面積(国土地理院)
277人/km²人口密度
52.1%65歳以上の割合
8,4861980199020052020
15歳未満 6.8%15〜64歳 41.1%65歳以上 52.1%
今の区域の人口(国勢調査)。各回の市町村の人口を、今の区域にまとめて集計(境界の一部の移動は含まない)。面積は国土地理院「全国都道府県市区町村別面積調」

主な産業:伊勢えびなどの沿岸漁業と、海水浴やサーフィンの観光が地域を支えています。

特産品・名産

  • 伊勢えび岩礁の海で漁獲される特産品です。
  • あわび磯で育つ肉厚の貝です。
  • さざえつぼ焼きなどで親しまれる貝です。

見どころ・祭り

  • 御宿海岸童謡にちなむラクダの像が立ちます。
  • 月の沙漠記念館加藤まさをらの作品を紹介します。
  • 日西墨三国交通発祥記念之碑遭難船の救助と三国交流を伝えます。

木キョウチクトウ御宿町の木

御宿町のなりたち

御宿町(おんじゆくまち)は、千葉県夷隅地域の町です。今の町の区域には、1920年(大正9年)の時点で、3の町村がありました。布施村・浪花村・御宿町です。これらの町村が、2回の合併や編入を経て、今の御宿町になりました。

今の名前「御宿町」は、1920年にあった御宿町の名前を受け継いでいます。ほかの2の町村の名前は、自治体の名前としては消えましたが、地区の名前や学校、駅などに残っていることが少なくありません。

面積は、1920年の御宿町が約10km²だったのに対し、今の御宿町は約24km²と、およそ2.6倍になりました。

1920年の時点で、この区域の町村は夷隅郡に属していました。

31920年の町村の数
2回合併・編入の回数
25km²今の面積
1955年いちばん新しい合併

「御宿町」という名前

御宿の地名は、北条時頼が須賀地区の最明寺に泊まったことにちなむという伝承があります。この話は、1762年の「高林山々記」にも残っています。町は由来に諸説があることも示しており、時頼の宿泊は伝承として紹介されています。御宿村から御宿町へ、さらに1955年の新町へと、この呼び名が受け継がれました。

まちの成り立ち

御宿は、房総半島の東側で海に面する地域です。北条時頼が最明寺に宿泊したことから、御宿の名が生まれたという伝承があります。海辺の景色と結び付く地名の物語と、近代の自治体が成立した経緯には、それぞれ異なる時間の積み重ねがあります。

1889年(明治22年)の町村制で、夷隅郡に御宿村・布施村・浪花村が発足しました。今の御宿町につながる土地は、この三村に分かれていました。御宿村は1914年4月1日に町制を施行し、御宿町となりました。布施村と浪花村は別の村として存続しました。

1955年3月31日、旧御宿町と布施村の一部、浪花村の一部が合併し、新しい御宿町が成立しました。浪花村からは岩和田地区が加わりました。村全域をまとめた合併ではなく、布施村と浪花村を分割したうえで、対象区域を旧町と合わせた新設合併です。同日に両村の別の区域は、新しく成立した大原町に加わりました。

海岸には三日月の形をした砂浜があり、海水浴などの観光が行われています。イセエビやアワビなどの漁業も営まれています。現在の御宿町は、旧御宿町を中心に、周辺二村の一部を合わせた区域を持ち、海辺の観光と水産物に関わる営みが見られる町です。

年表

  1. 1889年4月1日明治22年夷隅郡に御宿村・布施村・浪花村が発足した。種類:町村制 出典:Wikipedia
  2. 1914年4月1日大正3年御宿村が町制を施行して御宿町となった。種類:町制施行 出典:www.town.onjuku.chiba.jp
  3. 1955年3月31日昭和30年御宿町と布施村の一部、浪花村の一部が合併して新しい御宿町となった。種類:新設合併 出典:www.pref.chiba.lg.jp
  4. 1955年3月31日昭和30年布施村と浪花村の残りの区域が大原町・東海村・東村と合併して新しい大原町となった。種類:新設合併 出典:www.pref.chiba.lg.jp

今の区域にあった町村

帯は、それぞれの町村が続いた期間(1889年〜今)です。

御宿町1914〜今
布施村1889〜1955
浪花村1889〜1955

参考にした資料