路線クロニクル日本の鉄道史 ─ 1路線の一生を再生する

路線クロニクル

松前線1937年開業・1988年廃止

木古内〜松前 (廃止)

松前線は、1937年に最初の区間が開業した、いまはなき鉄道路線である。1988年に廃止されるまで、最も長かったころには約51kmの線路があった。この間、福山線・松前線と名前を変えてきた。

最も長かったころ
51 km(1953年)
駅の数
13駅
開業
1937年
廃止
1988年

路線の歩み

「▶ この章を見る」で、上のプレイヤーがその時代を再生します。

11937〜1946年

開業

1937年から1946年にかけて、福山線の約45kmの線路が開業した。木古内・渡島知内・森越・千軒・碁盤坂などの駅が、このころ開業している。

21949年

国鉄の路線に

1949年、国の鉄道は日本国有鉄道(国鉄)となり、この路線も国鉄の線になった。

31953年

延伸

1953年、約8kmの線路が開業した。松前の駅が、このころ開業している。

41953年

名前が変わる

1953年、福山線は松前線と名前を変えた。

51987年

JRへ

1987年4月、国鉄の分割民営化で、この路線はJR北海道の路線となった。

61988年

松前線、廃止

1988年、残る約51kmが廃止され、松前線は姿を消した。木古内・松前・及部・渡島大沢・渡島吉岡などの駅もなくなった。

7廃止のあと

廃線跡

線路の跡は、灰色の点線で描いている。駅の跡や鉄橋などが、いまも沿線に残っていることがある。

区間の開業(年ごと)

地図データ上の線路の長さを、開業した年ごとに足したもの(公式の営業キロとは少し違います)。1950年より前は、駅の開業年から推定した年です。

1937年ごろ8.2 km
1938年ごろ15.9 km
1942年ごろ14.5 km
1946年ごろ6.5 km
1953年7.5 km

駅の一覧(13駅)

国土数値情報に記録された駅と、その供用開始年。1950年より前に廃止された駅は含みません。

駅開業その後
木古内1937年1988年に北海道旅客鉄道へ
森越1937年1988年ごろ廃止
渡島知内1937年1988年ごろ廃止
重内1962年1988年ごろ廃止
湯ノ里1938年1988年ごろ廃止
千軒1938年1988年ごろ廃止
碁盤坂1938年1972年ごろ廃止
渡島福島1942年1988年ごろ廃止
白符1957年1988年ごろ廃止
渡島吉岡1942年1988年ごろ廃止
渡島大沢1946年1988年ごろ廃止
及部1957年1988年ごろ廃止
松前1953年1988年に伊予鉄道へ

接続する路線

同じ名前の駅でつながっている国鉄・JR・第三セクターの路線(いまはない線も含む)。

線路の形と期間、駅の開業年は、国土数値情報「鉄道時系列データ」(国土交通省)を加工して作成しました。1950年より前に開業した区間の年は、駅の供用開始年から推定したもので、実際と前後することがあります。会社名・路線名の移り変わりと解説文は、このサイトでまとめたものです。

国鉄・JR編の地図で見る