路線クロニクル日本の鉄道史 ─ 1路線の一生を再生する

路線クロニクル

北越急行 ほくほく線1997年開業

犀潟〜六日町 北越急行

ほくほく線は、新潟県の六日町から犀潟までを結ぶ北越急行の路線である。1997年に開業し、かつては特急「はくたか」が高速で走る関東と北陸の連絡路として知られた。

いまの長さ
59 km
駅の数
12駅
開業
1997年
運営
北越急行

この路線のなりたち

六日町から十日町、上越方面をまっすぐ結ぶ鉄道は、昔から地元で強く望まれていた。国鉄時代に工事が始まったが、国鉄の経営悪化で中断し、のちに地元の自治体と民間が出資する第三セクター方式で建設が進んだ。

こうして北越急行が設立され、1997年に開業した。信越本線の犀潟と、上越線の六日町を山あいで結ぶ短絡線として、北陸と関東をつなぐ新たなルートになった。

路線の歩み

「▶ この章を見る」で、上のプレイヤーがその時代を再生します。

11997年

開業

1997年、北越急行 ほくほく線の約59kmの線路が開業した。くびき・魚沼丘陵・大池いこいの森・しんざ・ほくほく大島などの駅が、このころ開業している。

2いま

いま

いまは北越急行の路線として、地図データの上で約59km、12駅がある。

この路線の見どころ

高速で走る在来線

線路が高速運転に向いた規格で造られ、特急「はくたか」は在来線としては日本最速クラスの速さで走ったとされる。越後湯沢で上越新幹線に接続し、北陸と東京を結んだ。

長いトンネルが連なる山岳路線

六日町から十日町にかけての山地では、長いトンネルが多い。地上を走る区間でも雪に備えた造りがされている。

十日町と越後妻有

沿線の十日町は、織物の産地として知られる。まつだいなど、美術と里山を組み合わせた催しが行われる地域も近い。

めずらしい駅名

「ほくほく大島」「うらがわら」「くびき」など、ひらがなを使った駅名や、地域の名前を生かした駅名が多い。

いまの姿

2015年に北陸新幹線が金沢まで延びると、特急「はくたか」は廃止され、北越急行の役割は変わった。いまは、普通列車や、直通する快速列車などが走る。

豪雪地帯を走る路線なので、冬の除雪や運行の管理には力が注がれている。地域の通学や通院の足であると同時に、観光客にも利用される。

区間の開業(年ごと)

地図データ上の線路の長さを、開業した年ごとに足したもの(公式の営業キロとは少し違います)。1950年より前は、駅の開業年から推定した年です。

1997年59.4 km

駅の一覧(12駅)

国土数値情報に記録された駅と、その供用開始年。1950年より前に廃止された駅は含みません。

駅開業その後
犀潟1997年
くびき1997年
大池いこいの森1997年
うらがわら1997年
虫川大杉1997年
ほくほく大島1997年
まつだい1997年
十日町1997年
魚沼丘陵1997年
しんざ1997年
美佐島1997年
六日町1997年

接続する路線

同じ名前の駅でつながっている国鉄・JR・第三セクターの路線(いまはない線も含む)。

知っておきたいこと

ほくほく線という愛称

正式な名称は北越急行の線路名であり、「ほくほく線」は愛称として広く使われている。

線路の形と期間、駅の開業年は、国土数値情報「鉄道時系列データ」(国土交通省)を加工して作成しました。1950年より前に開業した区間の年は、駅の供用開始年から推定したもので、実際と前後することがあります。会社名・路線名の移り変わりと解説文は、このサイトでまとめたものです。
主な参考:国土交通省『国土数値情報 鉄道時系列データ』

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