今の村上市
新潟県の北部、日本海に面した市です。南は荒川と三面川の河口に越後平野が開け、北は山地が海に迫って笹川流れの景観をつくります。内陸には朝日岳や日本国など山が連なります。城下町として栄えた旧市街には武家町や町屋が残り、鮭の塩引きの文化が根づいています。北限の茶どころでもあり、沖合の粟島へ向かう航路の港もあります。
今の村上市の区域の人口は、2020年の国勢調査で57,418人です。今の区域で数えた1980年の80,206人とくらべると28.4%減り、人口は1980年をピークに減っています。65歳以上の人の割合は39.4%です。
主な産業:鮭の漁と加工、村上牛、茶、米、酒などの食品づくりが盛んで、村上木彫堆朱などの伝統工芸もあります。
特産品・名産
- 塩引き鮭村上の冬の気候を生かした鮭の加工品
- 村上牛市内で育てられる牛肉
- 村上茶北限の茶どころの茶
- 村上木彫堆朱経済産業大臣指定の伝統的工芸品
見どころ・祭り
- 笹川流れ国の名勝・天然記念物の海岸
- 村上城跡臥牛山にある国史跡
- 越後村上町屋通り町屋が並ぶ旧町人地
- イヨボヤ会館日本で最初の鮭の博物館
- 瀬波温泉日本海に面した温泉地
木ブナ花ハマナス鳥クマタカ村上市の木・花・鳥
村上市のなりたち
村上市(むらかみし)は、新潟県下越地方の市です。今の市の区域には、1920年(大正9年)の時点で、21の町村がありました。村上本町・上海府村・瀬波町・山辺里村・岩船町・猿沢村・高根村・塩野町村・三面村・館腰村・金屋村・保内村・神納村・西神納村・平林村・大川谷村・中俣村・八幡村・下海府村・黒川俣村・村上町です。これらの町村が、9回の合併や編入を経て、今の村上市になりました。
今の名前「村上市」は、1920年にあった村上町の名前を受け継いでいます。ほかの20の町村の名前は、自治体の名前としては消えましたが、地区の名前や学校、駅などに残っていることが少なくありません。
1920年の時点で、この区域の町村は岩船郡に属していました。
「村上市」という名前
「村上」という地名の由来は、はっきりしていません。1889年(明治22年)の町村制施行のとき、城下町には旧士族の村上本町と旧町人の村上町という二つの自治体が並んでいました。1946年(昭和21年)に両町が合併して村上町となり、1954年(昭和29年)に市制を施行して村上市になりました。2008年(平成20年)の合併で、現在の村上市が新しく生まれました。
まちの成り立ち
村上の城下町は、旧士族の村上本町と旧町人の村上町に分かれていましたが、1946年(昭和21年)に合併して一つの町になりました。1954年(昭和29年)3月31日、村上町、瀬波町、岩船町、山辺里村、上海府村の新設合併で村上市が生まれ、市制を施行しました。同じころ周辺でも町村がまとまり、1954年には猿沢村など5村で朝日村、金屋村と保内村で荒川町ができました。1955年には神納村など3村で神林村、大川谷村など5村で山北村が生まれ、1965年(昭和40年)に町制を施行して山北町となりました。2008年(平成20年)4月1日、村上市、朝日村、山北町、神林村、荒川町の5市町村が新設合併し、新しい村上市が発足しました。面積は県内最大で、荒川や三面川の河口から山あいの朝日地域、北の笹川流れまで広がります。旧市街には武家町や町人町の面影が残り、鮭と茶の産地としても知られます。荒川地域ではチューリップなどの球根栽培、山北地域では製塩や赤カブの栽培が行われ、地域ごとに産業の顔が異なります。7月の村上大祭は、国の重要無形民俗文化財に指定されています。
年表
- 1889年4月1日明治22年町村制の施行により、岩船郡に村上町・村上本町・岩船町・瀬波町・山辺里村・門前谷村・上海府村・下海府村・大川谷村・八幡村・黒川俣村・中俣村・館腰村・長津村・新屋村・布部村・岩沢村・高根村・鵜渡路村・猿沢村・塩野町村・大須戸村・上保内村・中保内村・南保内村・金屋村・大津村・海老江村・神納村・東神納村・西神納村・平林村・塩谷村が発足した。種類:町村制 出典:Wikipedia
- 1901年11月1日明治34年岩船郡の山辺里村と門前谷村が合併して山辺里村が、上保内村と中保内村が合併して保内村が、金屋村・南保内村・海老江村・大津村が合併して金屋村が、神納村と東神納村が合併して神納村が、平林村と塩谷村が合併して平林村が発足した。種類:新設合併 出典:Wikipedia
- 1901年11月1日明治34年岩船郡の館腰村と長津村が合併して館腰村が、新屋村と布部村が合併して三面村が、高根村と岩沢村が合併して高根村が、猿沢村と鵜渡路村が合併して猿沢村が、塩野町村と大須戸村が合併して塩野町村が発足した。種類:新設合併 出典:Wikipedia
- 1946年6月1日昭和21年岩船郡の村上町と村上本町が合併し、改めて村上町が発足した。種類:新設合併 出典:www.pref.niigata.lg.jp
- 1954年3月31日昭和29年岩船郡の村上町・岩船町・瀬波町・山辺里村・上海府村が合併し、村上市が発足した。種類:新設合併 出典:www.pref.niigata.lg.jp
- 1954年10月1日昭和29年岩船郡の館腰村・三面村・高根村・猿沢村・塩野町村が合併して朝日村が発足した。種類:新設合併 出典:www.pref.niigata.lg.jp
- 1954年12月1日昭和29年岩船郡の保内村と金屋村が合併して荒川町が発足した。種類:新設合併 出典:www.pref.niigata.lg.jp
- 1955年1月10日昭和30年岩船郡の神納村・平林村・西神納村が合併して神林村が発足した。種類:新設合併 出典:www.pref.niigata.lg.jp
- 1955年3月31日昭和30年岩船郡の黒川俣村・八幡村・大川谷村・中俣村・下海府村が合併して山北村が発足した。種類:新設合併 出典:www.pref.niigata.lg.jp
- 1965年11月3日昭和40年岩船郡山北村が町制を施行して山北町となった。種類:町制施行 出典:www.pref.niigata.lg.jp
- 2008年4月1日平成20年村上市と岩船郡の荒川町・神林村・朝日村・山北町が合併し、改めて村上市が発足した。種類:新設合併 出典:www.pref.niigata.lg.jp
今の区域にあった町村
帯は、それぞれの町村が続いた期間(1889年〜今)です。