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七尾市ななおし

1920年には24の町村だった区域が、7回の合併・編入を経て、今の七尾市になりました。

24町村から
系譜図:帯は町村が続いた期間、曲線は合わさった先。帯を押すとそのまちへ、なぞると地図で光ります。

今の七尾市

石川県の能登半島の中ほどにある市で、能登地方の中心です。七尾湾を囲むように市街地や集落が広がり、湾に浮かぶ能登島も市域に入ります。七尾は古くからの港町で、湾に面して和倉温泉があります。戦国時代には畠山氏の七尾城が置かれました。田鶴浜の建具づくりなど、地域ごとの伝統が受け継がれています。能登島へは橋で渡ることができます。

今の七尾市の区域の人口は、2020年の国勢調査で50,300人です。今の区域で数えた1980年の69,945人とくらべると28.1%減り、人口は1980年をピークに減っています。65歳以上の人の割合は38.9%です。

50,300人人口(2020年)
−28.1%1980年からの増減
318.39km²面積(国土地理院)
158人/km²人口密度
38.9%65歳以上の割合
69,9451980199020052020
15歳未満 10.0%15〜64歳 51.0%65歳以上 38.9%
今の区域の人口(国勢調査)。各回の市町村の人口を、今の区域にまとめて集計(境界の一部の移動は含まない)。面積は国土地理院「全国都道府県市区町村別面積調」

主な産業:漁業・農業と、和倉温泉を中心とする観光、田鶴浜の建具などの工芸があります。

特産品・名産

  • 七尾和ろうそく港町七尾で受け継がれるろうそく
  • 中島菜中島地区で育てられてきた伝統野菜
  • 田鶴浜建具田鶴浜地区で受け継がれる建具づくり

見どころ・祭り

  • 七尾城跡畠山氏が築いた大きな山城の跡
  • 和倉温泉七尾湾に面した温泉地
  • 青柏祭毎年5月に大きな曳山「でか山」が出る祭り
  • 石崎奉燈祭8月に大きな奉燈が担がれる祭り

木松花菜の花鳥カモメ七尾市の木・花・鳥

七尾市のなりたち

七尾市(ななおし)は、石川県能登地方の市です。今の市の区域には、1920年(大正9年)の時点で、24の町村がありました。赤蔵村・端村・石崎村・東湊村・西湊村・矢田郷村・徳田村・釶打村・西岸村・熊木村・豊川村・笠師保村・金ケ崎村・相馬村・崎山村・北大呑村・高階村・南大呑村・東島村・中乃島村・西島村・中島村・田鶴浜村・七尾町です。これらの町村が、7回の合併や編入を経て、今の七尾市になりました。

今の名前「七尾市」は、1920年にあった七尾町の名前を受け継いでいます。ほかの23の町村の名前は、自治体の名前としては消えましたが、地区の名前や学校、駅などに残っていることが少なくありません。

1920年の時点で、この区域の町村は鹿島郡に属していました。

241920年の町村の数
7回合併・編入の回数
318km²今の面積
2004年いちばん新しい合併

「七尾市」という名前

「七尾」という名前は、七尾城が築かれた城山にあった七つの尾根に由来するとされます。七つの尾根は、松尾・竹尾・梅尾・鶴尾(菊尾)・亀尾・竜尾・虎尾と呼ばれました。七尾城は、戦国時代に能登を治めた畠山氏が築いた、とても大きな山城です。この城山にちなむ名前が、ふもとの港町の名前として使われるようになりました。

まちの成り立ち

1889年(明治22年)4月1日、町村制の施行で、鹿島郡に七尾町と多くの村が生まれました。七尾は七尾湾に面した港町で、能登の中心として栄えてきました。

1934年(昭和9年)、七尾湾の西の田鶴浜村・端村・赤蔵村が合併して和倉町が生まれました。1939年(昭和14年)7月20日には、七尾町と東湊村・矢田郷村・徳田村・西湊村・石崎村、それに和倉町のうち和倉温泉のある和倉・奥原が合併し、七尾市が発足しました。和倉町の残りの区域は、このとき田鶴浜町と名前を変えています。

昭和の大合併では、1954年(昭和29年)3月31日に北大呑村・崎山村・南大呑村・高階村が七尾市に編入されました。同じ日、中島村など6村が合併して中島町が、田鶴浜町と金ヶ崎村・相馬村の一部が合併して新しい田鶴浜町が生まれました。1955年には能登島の東島村・中乃島村・西島村が合併して能登島町となりました。

2004年(平成16年)10月1日、七尾市・田鶴浜町・中島町・能登島町の1市3町が合併し、新しい七尾市が発足しました。

年表

  1. 1889年4月1日明治22年町村制の施行により、鹿島郡に七尾町と南大呑村・北大呑村・崎山村・東湊村・矢田郷村・徳田村・西湊村・石崎村・端村・高階村・相馬村・田鶴浜村・赤蔵村・金ヶ崎村・中島村・笠師保村・豊川村・熊木村・西岸村・東島村・中乃島村・西島村が、羽咋郡に釶打村が発足した。種類:町村制 出典:Wikipedia
  2. 1934年6月1日昭和9年鹿島郡の田鶴浜村・端村・赤蔵村が合併し、和倉町が発足した。種類:新設合併 出典:Wikipedia
  3. 1939年7月20日昭和14年鹿島郡の七尾町・東湊村・矢田郷村・徳田村・西湊村・石崎村と和倉町の一部(和倉・奥原)が合併し、七尾市が発足した。種類:新設合併 出典:Wikipedia
  4. 1939年7月20日昭和14年和倉町の残りの区域が改称し、田鶴浜町となった。種類:改称 出典:Wikipedia
  5. 1948年4月1日昭和23年羽咋郡釶打村が鹿島郡に移った。種類:郡の変更 出典:Wikipedia
  6. 1954年3月31日昭和29年鹿島郡の北大呑村・崎山村・南大呑村・高階村が七尾市に編入された。種類:編入 出典:Wikipedia
  7. 1954年3月31日昭和29年鹿島郡の中島村・西岸村・釶打村・熊木村・豊川村・笠師保村が合併し、中島町が発足した。種類:新設合併 出典:Wikipedia
  8. 1954年3月31日昭和29年鹿島郡の田鶴浜町・金ヶ崎村と相馬村の一部(伊久留・七原・吉田・西下)が合併し、新たに田鶴浜町が発足した。相馬村の残り(瀬戸・花見月)は鳥屋町に編入された。種類:新設合併 出典:Wikipedia
  9. 1955年2月1日昭和30年鹿島郡の東島村・中乃島村・西島村が合併し、能登島町が発足した。種類:新設合併 出典:Wikipedia
  10. 2004年10月1日平成16年七尾市と鹿島郡の田鶴浜町・中島町・能登島町が合併し、新たに七尾市が発足した。種類:新設合併 出典:www.city.nanao.lg.jp

今の区域にあった町村

帯は、それぞれの町村が続いた期間(1889年〜今)です。

七尾町→七尾市1889〜今
中島村→中島町1889〜2004
釶打村1889〜1954
西岸村1889〜1954
熊木村1889〜1954
豊川村1889〜1954
笠師保村1889〜1954
田鶴浜村→田鶴浜町1889〜2004
金ケ崎村1889〜1954
相馬村1889〜1954
赤蔵村1889〜1934
能登島町1955〜2004
東島村1889〜1955
中乃島村1889〜1955
西島村1889〜1955
崎山村1889〜1954
北大呑村1889〜1954
高階村1889〜1954
南大呑村1889〜1954
石崎村1889〜1939
東湊村1889〜1939
西湊村1889〜1939
矢田郷村1889〜1939
徳田村1889〜1939
端村1889〜1934

参考にした資料