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西脇市にしわきし

1920年には6の町村だった区域が、3回の合併・編入を経て、今の西脇市になりました。

6町村から
系譜図:帯は町村が続いた期間、曲線は合わさった先。帯を押すとそのまちへ、なぞると地図で光ります。

今の西脇市

西脇市は兵庫県北播磨地域のまちです。東経135度と北緯35度が交差することから「日本のへそ」として知られ、加古川沿いに市街地と田園が広がります。先に糸を染めてから織る播州織や、播州毛鉤の生産が続いています。黒田庄地区は黒田庄和牛の産地です。日本へそ公園のほか、旧来住家住宅や木造の西脇小学校など、地域の歩みを伝える建物も残ります。

今の西脇市の区域の人口は、2020年の国勢調査で38,673人です。今の区域で数えた1980年の46,380人とくらべると16.6%減り、人口は1985年をピークに減っています。65歳以上の人の割合は33.9%です。

38,673人人口(2020年)
−16.6%1980年からの増減
132.44km²面積(国土地理院)
292人/km²人口密度
33.9%65歳以上の割合
46,8891980199020052020
15歳未満 11.9%15〜64歳 54.2%65歳以上 33.9%
今の区域の人口(国勢調査)。各回の市町村の人口を、今の区域にまとめて集計(境界の一部の移動は含まない)。面積は国土地理院「全国都道府県市区町村別面積調」

主な産業:播州織や釣針・毛鉤の製造、黒田庄和牛の生産が行われています。

特産品・名産

  • 播州織先に染めた糸で織り上げる綿織物
  • 播州毛鉤伝統工芸品に指定された釣りの毛鉤
  • 黒田庄和牛神戸ビーフを支える黒田庄地区の和牛

見どころ・祭り

  • 日本へそ公園東経135度・北緯35度の交点にちなむ公園
  • 旧来住家住宅国登録有形文化財の住宅
  • 西脇小学校国の重要文化財に指定された木造校舎

木さくら花しばざくら西脇市の木・花

西脇市のなりたち

西脇市(にしわきし)は、兵庫県北播磨地域の市です。今の市の区域には、1920年(大正9年)の時点で、6の町村がありました。比延庄村・日野村・西脇町・重春村・芳田村・黒田庄村です。これらの町村が、3回の合併や編入を経て、今の西脇市になりました。

今の名前「西脇市」は、1920年にあった西脇市の名前を受け継いでいます。ほかの5の町村の名前は、自治体の名前としては消えましたが、地区の名前や学校、駅などに残っていることが少なくありません。

面積は、1920年の西脇町が約8km²だったのに対し、今の西脇市は約131km²と、およそ17.2倍になりました。

1920年の時点で、この区域の町村は加西郡・多可郡に属していました。

消えた町村の名前は、駅の名前に見ることができます。旧黒田庄村の区域には黒田庄駅(加古川線)があります。

61920年の町村の数
3回合併・編入の回数
132km²今の面積
2005年いちばん新しい合併

「西脇市」という名前

「西脇」は、まちの中心となった西脇地区の位置にちなむ名とされます。古くからの都麻郷、のちの津万郷の西側にあったためとする説と、室町時代にこの地を治めた城の西側にあったためとする説があります。1917年に津万村が町となる際に西脇町の名を採り、1952年の市の発足と、2005年の黒田庄町との合併でも引き継がれました。

まちの成り立ち

1889年4月1日の町村制施行で、現在の市域には多可郡津万村・日野村・重春村・比延庄村・黒田庄村と、加西郡芳田村が発足しました。江戸時代から続いた綿織物は、明治時代に家内工業から工場生産へと移り、播州織の産地として成長します。鉄道の開通とともに西脇地区へ商店や住宅が集まり、1917年11月1日に津万村は町制を施行し、西脇町へ改称しました。1952年4月1日、西脇町・日野村・重春村・比延庄村の1町3村が新設合併し、西脇市が誕生しました。織物や釣針の生産で結び付いた地域が、一つの市にまとまったのです。1954年3月30日には加西郡芳田村を編入しました。一方、北部の黒田庄村は1960年1月1日に町制を施行し、黒田庄町となりました。2005年10月1日には旧西脇市と多可郡黒田庄町が新設合併し、現在の西脇市が発足しました。加古川沿いに続く市街地と農村が結ばれ、播州織の工場や黒田庄和牛を育てる地域を併せ持つまちになっています。

年表

  1. 1889年4月1日明治22年町村制の施行により、多可郡津万村・日野村・重春村・比延庄村・黒田庄村と加西郡芳田村が発足した。種類:町村制 出典:www.sichouyouran.jp
  2. 1917年11月1日大正6年多可郡津万村が町制を施行するとともに改称し、西脇町となった。種類:町制施行 出典:Wikipedia
  3. 1952年4月1日昭和27年多可郡西脇町・日野村・重春村・比延庄村が新設合併し、市制を施行して西脇市が発足した。種類:新設合併 出典:Wikipedia
  4. 1954年3月30日昭和29年加西郡芳田村が西脇市に編入された。種類:編入 出典:www.sichouyouran.jp
  5. 1960年1月1日昭和35年多可郡黒田庄村が町制を施行し、黒田庄町となった。種類:町制施行 出典:www.sichouyouran.jp
  6. 2005年10月1日平成17年西脇市と多可郡黒田庄町が新設合併し、改めて西脇市が発足した。種類:新設合併 出典:Wikipedia

今の区域にあった町村

帯は、それぞれの町村が続いた期間(1889年〜今)です。

西脇市1952〜今
黒田庄村→黒田庄町1889〜2005同じ名前の駅:黒田庄駅
芳田村1889〜1954
比延庄村1889〜1952
日野村1889〜1952
西脇町1917〜1952同じ名前の駅:西脇駅
重春村1889〜1952

参考にした資料