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岐南町ぎなんちょう

1920年には2の町村だった区域が、2回の合併・編入を経て、今の岐南町になりました。

2町村から
系譜図:帯は町村が続いた期間、曲線は合わさった先。帯を押すとそのまちへ、なぞると地図で光ります。

今の岐南町

岐阜県南部の羽島郡にある町で、北と西は境川をはさんで岐阜市、東は各務原市、南は笠松町に接しています。濃尾平野の北部にあたる起伏のない平らな土地で、県内では2番目に面積の小さな町です。国道21号・22号・156号が交わる岐南インターチェンジは県内でも交通量が特に多く、愛知県方面への玄関口となっています。国道沿いには物流施設や工場が集まり、特産の徳田ねぎの栽培も続いています。伏屋の獅子芝居などの郷土芸能も受け継がれています。

今の岐南町の区域の人口は、2020年の国勢調査で25,881人です。今の区域で数えた1975年の15,400人とくらべると68.1%ふえ、人口はいまもふえ続けています。65歳以上の人の割合は22.8%です。

25,881人人口(2020年)
+68.1%1975年からの増減
7.91km²面積(国土地理院)
3,272人/km²人口密度
22.8%65歳以上の割合
25,8811975199020052020
15歳未満 14.6%15〜64歳 62.6%65歳以上 22.8%
今の区域の人口(国勢調査)。1975〜2010年は岐阜県による今の区域への組替集計、2015・2020年は総務省統計局の集計。面積は国土地理院「全国都道府県市区町村別面積調」

主な産業:中京圏の物流拠点として物流施設や工場が集まり、近郊農業で徳田ねぎが作られています。

特産品・名産

  • 徳田ねぎ町の特産。飛騨・美濃伝統野菜に認定

見どころ・祭り

  • 石作神社延喜式神名帳に載る式内社に比定
  • 伏屋の獅子芝居獅子頭の舞手が歌舞伎を演じる地芝居
  • 岐南町歴史民俗資料館(旧宮川家住宅)町の歴史と民俗を伝える資料館
  • 伏屋城趾町内の城跡

木モチノキ花菊岐南町の木・花

岐南町のなりたち

岐南町(ぎなんちょう)は、岐阜県岐阜地方の町です。今の町の区域には、1920年(大正9年)の時点で、2の町村がありました。八剣村・上羽栗村です。これらの町村が、2回の合併や編入を経て、今の岐南町になりました。

今の名前「岐南町」は、1920年にあったどの町村の名前とも違い、合併のときに新しくつけられた名前です。もとの2の町村の名前は、自治体の名前としてはすべて消えました。

面積は、1920年の八剣村が約4km²だったのに対し、今の岐南町は約8km²と、およそ1.9倍になりました。

1920年の時点で、この区域の町村は羽島郡に属していました。

21920年の町村の数
2回合併・編入の回数
8km²今の面積
1956年いちばん新しい合併

「岐南町」という名前

町名の「岐南」は、岐阜市の南に位置することにちなむ名前です。1956年(昭和31年)に羽島郡の八剣村と上羽栗村が合併する際、どちらの村名も使わずに新たに名づけられました。合併で生まれた岐南村は5日後に町制を施行して岐南町となったため、「岐南村」という名はごく短い期間しか使われませんでした。

まちの成り立ち

岐南町は、岐阜市・各務原市・笠松町にはさまれた小さな町です。安土桃山時代まで木曽川は今の境川の筋を流れており、その南にあたるこの地域は尾張国葉栗郡に含まれていました。1586年(天正14年)の大洪水で木曽川の流れが南へ移ると、新しい川筋が国境とされ、この地域は美濃国に編入されて羽栗郡と書かれるようになります。1889年(明治22年)7月1日の町村制では、羽栗郡に野中村・三宅村・伏屋村・若宮地村・平島村・下印食村・徳田村・上印食村・薬師寺村の9村が置かれました。1897年(明治30年)4月1日、羽栗郡と中島郡が合わさって羽島郡ができると同時に、野中村など5村が上羽栗村に、下印食村など4村が八剣村にまとまります。昭和の大合併では、周辺町村との組み合わせや岐阜市との合併がいずれも実現せず、最終的に八剣村と上羽栗村の2村が合併して1956年(昭和31年)9月26日に岐南村が発足しました。町としての要件が整っていたため、県は追加で町制施行を告示し、同年10月1日に岐南町となりました。平成の大合併では各務原市、のちに岐阜市との合併協議に加わりましたが、最終的に協議から離脱し、単独の町として歩んでいます。

年表

  1. 1889年7月1日明治22年町村制の施行により、羽栗郡に野中村・三宅村・伏屋村・若宮地村・平島村・下印食村・徳田村・上印食村・薬師寺村が発足した。種類:町村制 出典:Wikipedia
  2. 1897年4月1日明治30年郡制の施行に向けて羽栗郡と中島郡が合わさり、羽島郡が置かれた。種類:郡の変更 出典:Wikipedia
  3. 1897年4月1日明治30年村の統合が行われ、野中村・伏屋村・平島村・三宅村・若宮地村が上羽栗村に、下印食村・上印食村・徳田村・薬師寺村が八剣村にまとまった。種類:新設合併 出典:Wikipedia
  4. 1956年9月26日昭和31年八剣村と上羽栗村が合併し、岐南村が発足した。種類:新設合併 出典:Wikipedia
  5. 1956年10月1日昭和31年岐南村が町制を施行し、岐南町となった。種類:町制施行 出典:Wikipedia

今の区域にあった町村

帯は、それぞれの町村が続いた期間(1889年〜今)です。

岐南町1956〜今
八剣村1897〜1956
上羽栗村1897〜1956

参考にした資料