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知立市ちりゅうし

知立市がたどってきた合併の歴史です。

1町村から

今の知立市

愛知県の中南部、三河地方にあり、市の全域が標高20メートル以下の平らな土地です。三河地方の市では高浜市に次いで面積が小さく、人口密度は三河地方で最も高い市です。江戸時代は東海道の池鯉鮒宿でした。国道1号・23号や名鉄名古屋本線・三河線が通る交通の要で、名古屋のベッドタウンの面もあります。知立神社の知立まつりと、八橋のかきつばたで知られます。

今の知立市の区域の人口は、2020年の国勢調査で72,193人です。今の区域で数えた1980年の49,432人とくらべると46.0%ふえ、人口はいまもふえ続けています。65歳以上の人の割合は20.3%です。

72,193人人口(2020年)
+46.0%1980年からの増減
16.31km²面積(国土地理院)
4,426人/km²人口密度
20.3%65歳以上の割合
72,1931980199020052020
15歳未満 13.8%15〜64歳 66.0%65歳以上 20.3%
今の区域の人口(国勢調査)。各回の市町村の人口を、今の区域にまとめて集計(境界の一部の移動は含まない)。面積は国土地理院「全国都道府県市区町村別面積調」

主な産業:交通の要衝を生かした商業・住宅のまち。

特産品・名産

  • 大あんまき知立の名物の和菓子。文化の項にあんまきとして挙がる
  • 三河仏壇文化の項に挙がる伝統工芸

見どころ・祭り

  • 知立神社三河国二宮。知立まつりの舞台
  • 知立まつり山車文楽とからくりは重要無形民俗文化財で、ユネスコ無形文化遺産「山・鉾・屋台行事」の構成文化財
  • 無量寿寺(八橋かきつばた園)在原業平が詠んだ八橋の地。江戸時代末期にカキツバタ園が造られた
  • 遍照院三河三弘法1番札所
  • 萬福寺本堂・山門・鐘楼が登録有形文化財

木ケヤキ花カキツバタ知立市の木・花

知立市のなりたち

知立市(ちりゅうし)は、愛知県西三河地方の市です。今の区域の大部分は、1920年(大正9年)の時点では知立町でした。

1920年の時点で、この区域の町村は碧海郡に属していました。郡は今は住所の表し方などに残るだけの区分ですが、町村がすべて市に入ったり合併したりして、碧海郡は1970年(昭和45年)12月1日に廃止されました。

11920年の町村の数
1回合併・編入の回数
16km²今の面積
1906年いちばん新しい合併

「知立市」という名前

「知立(ちりゅう)」の名は古く、7世紀後半の木簡に「知利布(ちりふ)」、8世紀の木簡に「知立」と書かれています。平安時代の『和名抄』には「智立」郷が見え、江戸時代には東海道の宿場「池鯉鮒(ちりゅう)」として栄えました。知立神社を建てた伊知理生命(いちりゅうのみこと)にちなむという説もあります。宿場の「池鯉鮒」の字は、知立神社の御手洗池にコイやフナが多かったことによると説明されています。

まちの成り立ち

知立は古くから三河国二宮・知立神社の門前町として開け、平安時代の末には知立を中心に今の刈谷市・豊田市・安城市に及ぶ荘園「重原荘」が成立しました。江戸時代には東海道39番目の宿場・池鯉鮒宿として栄え、馬市でも知られました。1889年(明治22年)10月1日の町村制施行で碧海郡知立町が発足し、周りには上重原村・牛橋村・長崎村などが生まれます。1906年(明治39年)5月1日、知立町・上重原村・牛橋村と長崎村のうち西中・谷田・八ツ田が合併して改めて知立町となり、今の市域ができあがりました。旧牛橋村の地には、在原業平が歌に詠んだ八橋があり、無量寿寺のかきつばた園で知られます。戦後は1966年に知立団地への入居が始まるなど住宅地化が進み、1970年(昭和45年)12月1日に市制を施行して知立市となりました。同じ日に高浜町も市になったことで、碧海郡はなくなっています。市制施行と同時に大字はすべて廃止されて22の町が新たに置かれ、その後の住居表示で、今は42町になっています。昭和・平成の大合併では合併していません。

年表

  1. 1889年10月1日明治22年町村制の施行により、碧海郡に知立町(知立村が単独で町制)・上重原村・牛橋村(来迎寺村・牛田村・八ツ橋村が合併)・長崎村(西中村・谷田村・八ツ田村・篠目村が合併)が発足した。種類:町村制 出典:Wikipedia
  2. 1906年5月1日明治39年碧海郡の知立町・上重原村・牛橋村と長崎村の一部(西中・谷田・八ツ田)が合併し、改めて知立町が発足した(長崎村の篠目は安城町、井杭山は依佐美村へ)。種類:新設合併 出典:Wikipedia
  3. 1970年12月1日昭和45年知立町が市制を施行して知立市となり、同日の高浜町の市制施行とともに碧海郡は消滅した。種類:市制施行 出典:Wikipedia

名前の歩み

帯は、それぞれの町村が続いた期間(1889年〜今)です。

知立町→知立市1889〜今

参考にした資料