11880年
開業
1880年、手宮線の約3kmの線路が開業した。南小樽・手宮の駅が、このころ開業している。
路線クロニクル
手宮線は、北海道の小樽の南小樽と手宮を結んでいた短い路線である。北海道で最初の鉄道の一部として1880年に開業し、1985年に廃止された。
明治時代、北海道では石炭の開発が進められた。幌内炭鉱でとれた石炭を、港のある小樽へ運び、船で本州に送るために、鉄道が建設された。この鉄道の始まりの区間が、手宮と札幌を結ぶ幌内鉄道で、1880年に手宮から開業した。
手宮線は、その最初の区間の一部で、のちに函館本線の枝線となった。手宮駅は石炭の積み出しのための貨物駅として、長いあいだ使われた。
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11880年
1880年、手宮線の約3kmの線路が開業した。南小樽・手宮の駅が、このころ開業している。
21949年
1949年、国の鉄道は日本国有鉄道(国鉄)となり、この路線も国鉄の線になった。
31962年
1962年、残る約1kmが廃止され、手宮線は姿を消した。南小樽・手宮・色内の駅もなくなった。
4廃止のあと
線路の跡は、灰色の点線で描いている。駅の跡や鉄橋などが、いまも沿線に残っていることがある。
手宮は、北海道の鉄道の出発点とされる。蒸気機関車が走った場所として、歴史的な価値が高い。
手宮駅跡には、古い機関庫などの鉄道施設が残り、重要文化財に指定されている。現在は博物館として、鉄道の歴史を学ぶことができる。
小樽は、港町として栄えた町である。石造りの倉庫が並び、手宮線の線路は、その港のにぎわいを支えた。
線路の跡は、遊歩道などとして整備され、散策する人が訪れている。一部には、レールや踏切の跡が残されていて、鉄道があった時代をしのぶことができる。
手宮の鉄道施設は、博物館として公開されており、昔の機関車に触れることができる。
地図データ上の線路の長さを、開業した年ごとに足したもの(公式の営業キロとは少し違います)。1950年より前は、駅の開業年から推定した年です。
| 1880年ごろ | 2.8 km |
|---|
国土数値情報に記録された駅と、その供用開始年。1950年より前に廃止された駅は含みません。
| 駅 | 開業 | その後 |
|---|---|---|
| 南小樽 | 1880年 | 1962年に北海道旅客鉄道へ |
| 色内 | 1912年 | 1962年ごろ廃止 |
| 手宮 | 1880年 | 1962年ごろ廃止 |
同じ名前の駅でつながっている国鉄・JR・第三セクターの路線(いまはない線も含む)。
手宮線は3キロメートルほどの短い路線だが、北海道の開拓の歴史では特別な意味をもつ。距離の短さと、歴史の重要さは別のことである。
線路の形と期間、駅の開業年は、国土数値情報「鉄道時系列データ」(国土交通省)を加工して作成しました。1950年より前に開業した区間の年は、駅の供用開始年から推定したもので、実際と前後することがあります。会社名・路線名の移り変わりと解説文は、このサイトでまとめたものです。
主な参考:国土交通省『国土数値情報 鉄道時系列データ』