今の柏崎市
新潟県の中越地方の西の端で、日本海に面した市です。米山・黒姫山・八石山の刈羽三山に囲まれた刈羽平野にあり、市街地は砂丘の上に広がります。鯨波や青海川の海岸は日本の渚百選に選ばれています。山あいには茅葺きの集落や棚田が残ります。刈羽村との境には柏崎刈羽原子力発電所があり、西山地区はかつて石油の産地でした。
今の柏崎市の区域の人口は、2020年の国勢調査で81,526人です。今の区域で数えた1980年の95,892人とくらべると15.0%減り、人口は1995年をピークに減っています。65歳以上の人の割合は34.1%です。
主な産業:米づくりや伝統野菜の栽培、漁業、ものづくりの製造業と、原子力発電所に関わる仕事が営まれています。
特産品・名産
- 米山プリンセス市の名産として挙げられるもの
- 笠島もずく笠島の海でとれるもずく
- 柏崎伝統野菜刈羽節成きゅうりなど6品目
見どころ・祭り
- 鯨波・青海川海岸日本の渚百選に選ばれた海岸
- 椎谷の妻入りのまち並み市の景観計画の重点地区
- 荻ノ島かやぶき環状集落田を囲んで茅葺きの家が並ぶ高柳の集落
- 綾子舞国の重要無形民俗文化財の芸能
- ぎおん柏崎まつり 海の大花火大会夏の祭りで打ち上げられる海上花火
木マツ花ヤマユリ柏崎市の木・花
柏崎市のなりたち
柏崎市(かしわざきし)は、新潟県中越地方の市です。今の市の区域には、1920年(大正9年)の時点で、25の町村がありました。大洲村・比角村・枇杷島村・鯨波村・上米山村・西中通村・荒浜村・北鯖石村・田尻村・高田村・石黒村・石地町・内郷村・上条村・野田村・鵜川村・中通村・米山村・高浜町・中鯖石村・南鯖石村・二田村・北条村・高柳村・柏崎町です。これらの町村が、21回の合併や編入を経て、今の柏崎市になりました。
今の名前「柏崎市」は、1920年にあった柏崎町の名前を受け継いでいます。ほかの24の町村の名前は、自治体の名前としては消えましたが、地区の名前や学校、駅などに残っていることが少なくありません。
1920年の時点で、この区域の町村は中頸城郡・刈羽郡に属していました。郡は今は住所の表し方などに残るだけの区分ですが、町村がすべて市に入ったり合併したりして、中頸城郡は2005年(平成17年)4月1日に廃止されました。
「柏崎市」という名前
「柏崎」という地名の由来は、はっきりしていません。昔、海べりの丘にカシワの木が茂り、沖を行く船の目印になったことにちなむとする説があります。「崎」は海に突き出た土地を表す言葉とされます。1889年(明治22年)の町村制で刈羽郡柏崎町が生まれ、1940年(昭和15年)に市制を施行したときも、そのまま柏崎市の名前になりました。
まちの成り立ち
柏崎は日本海に面した港町で、江戸時代には北前船の海運で栄えました。戦前までは越後上布の行商が町の経済を支えていました。
1889年(明治22年)の町村制で刈羽郡柏崎町が生まれました。1924年に大洲村と下宿村、1926年に比角村、1928年に枇杷島村、1940年に鯨波村を編入し、同じ1940年(昭和15年)7月に市制を施行して柏崎市となりました。
戦後も周りの町村を編入し、1950年に上米山村、1954年に西中通村と荒浜村、1955年に北鯖石村・田尻村・高田村が加わりました。1956年には中通村の大部分と米山村、1957年には高浜町、中鯖石村、南鯖石村が入っています。その後、1968年に黒姫村、1971年に北条町を編入しました。
周りでは、1955年に石黒村を編入した高柳村が町制を施行して高柳町となり、1959年に朝日町と二田村が合わさって西山町が生まれました。2005年(平成17年)5月1日、高柳町と西山町を編入して今の柏崎市となりました。市域は米山・黒姫山・八石山に囲まれた刈羽平野と、その周りの山あいに広がります。
年表
- 1889年4月1日明治22年町村制の施行により、刈羽郡に柏崎町・大洲村・下宿村・鯨波村・枇杷島村・鏡里村・比角村・田尻村・安田村・平井村・藤井村・旭村・槇原村・日吉村・豊田村・日高村・荒浜村・椎谷町・宮川町・吉井村・曽地村・油田村・東城村などが発足した。種類:町村制 出典:Wikipedia
- 1889年4月1日明治22年町村制の施行により、刈羽郡に上条村・別俣村・野田村・田沢村・女谷村・折居村・石黒村・門出村・荻ノ島村・栃ヶ原村・漆島村・高尾村・岡野町村・山中村・岡田村・大沢村・山室村・石曽根村・森近村・善根村・加納村・秋津村・北条村・南条村・小澗村・広田村・長鳥村・石地町村・大田村・別山村・中川村・二田村・長谷村・長原村・妙法寺村などが発足した。種類:町村制 出典:Wikipedia
- 1889年4月1日明治22年町村制の施行により、中頸城郡に上米山村・米山村・鉢崎村が発足した。種類:町村制 出典:Wikipedia
- 1890年4月1日明治23年刈羽郡石地町村が町制を施行し、改称して石地町となった。種類:町制施行 出典:Wikipedia
- 1899年4月14日明治32年刈羽郡の二田村と長谷村が合併し、改めて二田村が発足した。種類:新設合併 出典:Wikipedia
- 1901年8月28日明治34年中頸城郡の鉢崎村と米山村が合併し、改めて米山村が発足した。種類:新設合併 出典:Wikipedia
- 1901年11月1日明治34年刈羽郡で、椎谷町と宮川町が合併して高浜町が、石地町と大田村で石地町が、枇杷島村と鏡里村の一部で枇杷島村が、田尻村・安田村・平井村と鏡里村の残りで田尻村が、槇原村と日吉村で西中通村が、旭村と藤井村で北鯖石村が、日高村と豊田村で高田村が、吉井村・油田村・曽地村と東城村の一部で中通村が発足した。種類:新設合併 出典:Wikipedia
- 1901年11月1日明治34年刈羽郡で、善根村・加納村・秋津村が合併して中鯖石村が、森近村・石曽根村・山室村・大沢村で南鯖石村が、上条村と別俣村で上条村が、野田村と田沢村で野田村が、女谷村と折居村で鵜川村が、岡野町村・岡田村・高尾村・漆島村・荻ノ島村・門出村・栃ヶ原村・山中村で高柳村が、北条村・南条村・小澗村・広田村・長鳥村で北条村が、別山村と中川村で内郷村が、二田村・長原村・妙法寺村で二田村が発足した。種類:新設合併 出典:Wikipedia
- 1924年8月10日大正13年刈羽郡の下宿村と大洲村が柏崎町に編入された。種類:編入 出典:www.pref.niigata.lg.jp
- 1926年9月10日大正15年刈羽郡比角村が柏崎町に編入された。種類:編入 出典:www.pref.niigata.lg.jp
- 1928年12月1日昭和3年刈羽郡枇杷島村が柏崎町に編入された。種類:編入 出典:www.pref.niigata.lg.jp
- 1940年4月1日昭和15年刈羽郡鯨波村が柏崎町に編入された。種類:編入 出典:www.pref.niigata.lg.jp
- 1940年7月1日昭和15年刈羽郡柏崎町が市制を施行して柏崎市となった。種類:市制施行 出典:www.pref.niigata.lg.jp
- 1950年4月1日昭和25年中頸城郡上米山村が柏崎市に編入された。種類:編入 出典:www.pref.niigata.lg.jp
- 1954年4月1日昭和29年刈羽郡西中通村が柏崎市に編入された。種類:編入 出典:www.pref.niigata.lg.jp
- 1954年7月5日昭和29年刈羽郡荒浜村が柏崎市に編入された。種類:編入 出典:www.pref.niigata.lg.jp
- 1955年2月1日昭和30年刈羽郡の北鯖石村・田尻村・高田村が柏崎市に編入された。種類:編入 出典:www.pref.niigata.lg.jp
- 1955年4月1日昭和30年刈羽郡石黒村が高柳村に編入された。種類:編入 出典:www.pref.niigata.lg.jp
- 1955年11月3日昭和30年刈羽郡高柳村が町制を施行して高柳町となった。種類:町制施行 出典:www.pref.niigata.lg.jp
- 1956年9月30日昭和31年刈羽郡の上条村・野田村・鵜川村が合併して黒姫村が、石地町と内郷村が合併して朝日町が発足した。種類:新設合併 出典:Wikipedia
- 1956年9月30日昭和31年刈羽郡中通村が分割され、大部分が柏崎市に、赤田町方・油田などが刈羽村に、吉井の一部が北条村に編入された。種類:分割 出典:www.pref.niigata.lg.jp
- 1956年12月19日昭和31年中頸城郡米山村が柏崎市に編入された。種類:編入 出典:Wikipedia
- 1957年1月1日昭和32年柏崎市の一部(旧米山村の小萱・上輪と鉢崎・大清水・大平の一部)が中頸城郡柿崎町に編入された。種類:一部編入 出典:www.pref.niigata.lg.jp
- 1957年4月1日昭和32年刈羽郡高浜町と黒姫村の一部(上条・宮之窪・山口など)が柏崎市に編入された。種類:編入 出典:www.pref.niigata.lg.jp
- 1957年7月5日昭和32年刈羽郡の中鯖石村と南鯖石村が柏崎市に編入された。種類:編入 出典:www.pref.niigata.lg.jp
- 1957年10月1日昭和32年刈羽郡北条村が町制を施行して北条町となった。種類:町制施行 出典:www.pref.niigata.lg.jp
- 1959年4月10日昭和34年刈羽郡の朝日町と二田村(大字井岡を除く)が合併して西山町が発足し、二田村の大字井岡は刈羽村に編入された。種類:新設合併 出典:Wikipedia
- 1968年11月1日昭和43年刈羽郡黒姫村が柏崎市に編入された。種類:編入 出典:www.pref.niigata.lg.jp
- 1971年5月1日昭和46年刈羽郡北条町が柏崎市に編入された。種類:編入 出典:www.pref.niigata.lg.jp
- 2005年5月1日平成17年刈羽郡の高柳町と西山町が柏崎市に編入された。種類:編入 出典:www.pref.niigata.lg.jp
今の区域にあった町村
帯は、それぞれの町村が続いた期間(1889年〜今)です。