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さぬき市さぬきし

1920年には13の町村だった区域が、8回の合併・編入を経て、今のさぬき市になりました。

13町村から
系譜図:帯は町村が続いた期間、曲線は合わさった先。帯を押すとそのまちへ、なぞると地図で光ります。

今のさぬき市

香川県の東部にあり、北は瀬戸内海の志度湾と津田湾に面し、南は徳島県との境に讃岐山脈が連なります。鴨部川や津田川が北の海へ流れ、市役所は志度にあります。四国八十八箇所のうち第86番の志度寺、第87番の長尾寺、第88番の大窪寺の三つの札所があり、遍路の結願の地です。津田の松原は日本の白砂青松100選に選ばれています。

今のさぬき市の区域の人口は、2020年の国勢調査で47,003人です。今の区域で数えた1980年の55,576人とくらべると15.4%減り、人口は1995年をピークに減っています。65歳以上の人の割合は37.5%です。

47,003人人口(2020年)
−15.4%1980年からの増減
158.61km²面積(国土地理院)
296人/km²人口密度
37.5%65歳以上の割合
58,3901980199020052020
15歳未満 9.9%15〜64歳 52.7%65歳以上 37.5%
今の区域の人口(国勢調査)。各回の市町村の人口を、今の区域にまとめて集計(境界の一部の移動は含まない)。面積は国土地理院「全国都道府県市区町村別面積調」

主な産業:機械などの製造業と、農業・水産業、遍路や海辺の観光が営まれています。

特産品・名産

  • ワイン大串半島のさぬきワイナリーでつくられる
  • どじょう汁うどんを入れて食べる郷土料理

見どころ・祭り

  • 大窪寺四国八十八箇所の第88番札所
  • 志度寺四国八十八箇所の第86番札所
  • 長尾寺四国八十八箇所の第87番札所
  • 津田の松原日本の白砂青松100選
  • 大串自然公園瀬戸内海を望む半島の公園

木マツ花コスモスさぬき市の木・花

さぬき市のなりたち

さぬき市(さぬきし)は、香川県東讃の市です。今の市の区域には、1920年(大正9年)の時点で、13の町村がありました。鴨庄村・小田村・多和村・富田村・松尾村・神前村・石田村・鶴羽村・造田村・鴨部村・津田町・志度町・長尾町です。これらの町村が、8回の合併や編入を経て、今のさぬき市になりました。

今の名前「さぬき市」は、1920年にあったどの町村の名前とも違い、合併のときに新しくつけられた名前です。もとの13の町村の名前は、自治体の名前としてはすべて消えました。

面積は、1920年の長尾町が約26km²だったのに対し、今のさぬき市は約156km²と、およそ6.0倍になりました。

1920年の時点で、この区域の町村は大川郡に属していました。郡は今は住所の表し方などに残るだけの区分ですが、町村がすべて市に入ったり合併したりして、大川郡は2003年(平成15年)4月1日に廃止されました。

131920年の町村の数
8回合併・編入の回数
159km²今の面積
2002年いちばん新しい合併

「さぬき市」という名前

市名の「さぬき」は、旧国名の讃岐と同じ読みを、ひらがなで書いたものです。2002年(平成14年)4月1日に、大川郡の津田町・大川町・志度町・寒川町・長尾町の5町が合わさって市になったときに付けられました。市の区域は、古代から1899年(明治32年)まで寒川郡と呼ばれた地域にほぼ重なります。香川県で平成の大合併の最初の例となった市です。

まちの成り立ち

1890年(明治23年)2月15日の町村制で、寒川郡に津田町・志度町と11の村が発足しました。1899年(明治32年)には寒川郡と大内郡が合わさって大川郡となっています。長尾村は1915年(大正4年)に町制を施行して長尾町となりました。昭和の大合併では、1955年(昭和30年)1月1日に志度町が鴨庄村・小田村と合わさり、4月1日には長尾町が多和村と合わさりました。4月15日には富田村と松尾村が合わさって大川村が、7月1日には神前村と石田村が合わさって寒川村が生まれています。1956年(昭和31年)には、9月8日に津田町と鶴羽村、9月16日に長尾町と造田村がそれぞれ合わさり、9月30日に鴨部村が志度町に編入されました。1959年(昭和34年)には三木町の井戸の一部が長尾町に移っています。大川村と寒川村は1961年(昭和36年)9月1日に町制を施行しました。2002年(平成14年)4月1日、この5町が合わさってさぬき市が発足し、香川県の平成の大合併の先がけとなりました。市内には志度寺・長尾寺・大窪寺の三つの札所があり、大窪寺は八十八番の結願の寺です。

年表

  1. 1890年2月15日明治23年町村制の施行により、寒川郡に津田町・志度町・鶴羽村・鴨部下庄村・小田村・鴨部村・長尾村・造田村・奥山村・富田村・松尾村・神前村・石田村が発足した。種類:町村制 出典:Wikipedia
  2. 1899年4月1日明治32年郡制の施行で寒川郡と大内郡が合わさって大川郡となった。種類:郡の変更 出典:Wikipedia
  3. 1915年11月10日大正4年大川郡長尾村が町制を施行し、長尾町となった。種類:町制施行 出典:Wikipedia
  4. 1916年1月1日大正5年大川郡鴨部下庄村が鴨庄村に改称した。種類:改称 出典:Wikipedia
  5. 1919年1月1日大正8年大川郡奥山村が多和村に改称した。種類:改称 出典:Wikipedia
  6. 1955年1月1日昭和30年大川郡の志度町・鴨庄村・小田村が合併し、改めて志度町が発足した。種類:新設合併 出典:Wikipedia
  7. 1955年4月1日昭和30年大川郡の長尾町と多和村が合併し、改めて長尾町が発足した。種類:新設合併 出典:Wikipedia
  8. 1955年4月15日昭和30年大川郡の富田村と松尾村が合併して大川村が発足した。種類:新設合併 出典:Wikipedia
  9. 1955年7月1日昭和30年大川郡の神前村と石田村が合併して寒川村が発足した。種類:新設合併 出典:Wikipedia
  10. 1956年9月8日昭和31年大川郡の津田町と鶴羽村が合併し、改めて津田町が発足した。種類:新設合併 出典:Wikipedia
  11. 1956年9月16日昭和31年大川郡の長尾町と造田村が合併し、改めて長尾町が発足した。種類:新設合併 出典:Wikipedia
  12. 1956年9月30日昭和31年大川郡鴨部村が志度町に編入された。種類:編入 出典:Wikipedia
  13. 1959年11月1日昭和34年木田郡三木町の一部(大字井戸の一部)が長尾町に編入された。種類:一部編入 出典:www.town.miki.lg.jp
  14. 1961年9月1日昭和36年大川郡の大川村と寒川村がそれぞれ町制を施行し、大川町・寒川町となった。種類:町制施行 出典:Wikipedia
  15. 2002年4月1日平成14年大川郡の津田町・大川町・志度町・寒川町・長尾町が合併し、市制を施行してさぬき市が発足した。種類:新設合併 出典:www.city.sanuki.kagawa.jp

今の区域にあった町村

帯は、それぞれの町村が続いた期間(1889年〜今)です。

さぬき市2002〜今
津田町1898〜2002
鶴羽村1890〜1956
志度町1898〜2002
鴨部村1890〜1956
鴨庄村1890〜1955
小田村1890〜1955
長尾町1915〜2002
造田村1890〜1956
多和村1919〜1955
大川村→大川町1955〜2002
富田村1890〜1955
松尾村1890〜1955
寒川村→寒川町1955〜2002
神前村1890〜1955
石田村1890〜1955

参考にした資料