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東かがわ市ひがしかがわし

1920年には10の町村だった区域が、5回の合併・編入を経て、今の東かがわ市になりました。

10町村から
系譜図:帯は町村が続いた期間、曲線は合わさった先。帯を押すとそのまちへ、なぞると地図で光ります。

今の東かがわ市

香川県の東端にあり、東と南は讃岐山脈で徳島県に接し、北は播磨灘に臨みます。西はさぬき市と隣り合い、高松市と徳島市のほぼ中間にあります。馬宿川・湊川・与田川などの流域に平野が開け、市街地と田園が広がります。地場産業の手袋づくりが伝統で、引田はハマチ養殖の発祥の地です。和三盆糖の伝統も受け継がれ、引田には古い町並みが残ります。

今の東かがわ市の区域の人口は、2020年の国勢調査で28,279人です。今の区域で数えた1980年の43,110人とくらべると34.4%減り、人口は1980年をピークに減っています。65歳以上の人の割合は42.7%です。

28,279人人口(2020年)
−34.4%1980年からの増減
152.83km²面積(国土地理院)
185人/km²人口密度
42.7%65歳以上の割合
43,1101980199020052020
15歳未満 8.8%15〜64歳 48.5%65歳以上 42.7%
今の区域の人口(国勢調査)。各回の市町村の人口を、今の区域にまとめて集計(境界の一部の移動は含まない)。面積は国土地理院「全国都道府県市区町村別面積調」

主な産業:手袋づくりが地場産業で、ハマチ養殖や和三盆糖づくりも行われます。

特産品・名産

  • 手袋市の伝統の地場産業
  • 和三盆昔ながらの製法でつくる砂糖
  • ハマチ引田は養殖の発祥の地

見どころ・祭り

  • 引田の町並み醤油蔵などの古い町並み
  • 白鳥神社境内の松原は白砂青松100選
  • 與田寺四国八十八箇所の総奥の院とされる
  • 絹島及び丸亀島国の天然記念物
  • とらまる公園人形劇の美術館などがある公園

木サクラ花コスモス東かがわ市の木・花

東かがわ市のなりたち

東かがわ市(ひがしかがわし)は、香川県東讃の市です。今の市の区域には、1920年(大正9年)の時点で、10の町村がありました。丹生村・誉水村・三本松町・小海村・相生村・白鳥本町・福栄村・五名山村・白鳥村・引田町です。これらの町村が、5回の合併や編入を経て、今の東かがわ市になりました。

今の名前「東かがわ市」は、1920年にあったどの町村の名前とも違い、合併のときに新しくつけられた名前です。もとの10の町村の名前は、自治体の名前としてはすべて消えました。

面積は、1920年の福栄村が約36km²だったのに対し、今の東かがわ市は約150km²と、およそ4.2倍になりました。

1920年の時点で、この区域の町村は大川郡に属していました。郡は今は住所の表し方などに残るだけの区分ですが、町村がすべて市に入ったり合併したりして、大川郡は2003年(平成15年)4月1日に廃止されました。

101920年の町村の数
5回合併・編入の回数
153km²今の面積
2003年いちばん新しい合併

「東かがわ市」という名前

市名は、香川県の東の端にあることから、「東」と県名と同じ読みの「かがわ」を組み合わせたものです。合併協議会が名前を公募し、10の候補から讃東・東かがわ・東瀬戸の3つに絞ったうえで、「東かがわ」を選びました。旧町の名の引田・白鳥・大内は、市の中の地名として残っています。大内は、645年の大化の改新のころから1899年(明治32年)まで続いた大内郡の名でした。

まちの成り立ち

1890年(明治23年)2月15日の町村制で、大内郡に三本松村・引田村・白鳥村・松原村など9村、寒川郡に五名山村が発足しました。三本松村は1898年(明治31年)に大内郡で最初の町となり、1899年(明治32年)には大内郡と寒川郡が合わさって大川郡となっています。その後、引田村が1909年(明治42年)に町制を施行し、松原村は1910年(明治43年)に町制を施行して白鳥本町と名を改めました。昭和の大合併では、1954年(昭和29年)4月1日に誉水村と丹生村が合わさって大内町が生まれ、1955年(昭和30年)3月15日には三本松町と合わさって改めて大内町が発足しました。同じ年の4月1日には引田町が相生村・小海村と合わさり、7月1日には白鳥本町・白鳥村・五名村・福栄村が合わさって白鳥町が生まれています。2003年(平成15年)4月1日、引田町・白鳥町・大内町が合わさって東かがわ市が誕生し、大川郡はなくなりました。市は手袋づくりの町として知られ、引田は1928年(昭和3年)に安戸池で始まったハマチ養殖の発祥の地です。

年表

  1. 1890年2月15日明治23年町村制の施行により、大内郡に三本松村・誉水村・丹生村・白鳥村・松原村・福栄村・引田村・相生村・小海村、寒川郡に五名山村が発足した。種類:町村制 出典:Wikipedia
  2. 1898年2月11日明治31年大内郡三本松村が町制を施行し、三本松町となった。種類:町制施行 出典:www.higashikagawa.jp
  3. 1899年4月1日明治32年郡制の施行で大内郡と寒川郡が合わさって大川郡となった。種類:郡の変更 出典:Wikipedia
  4. 1909年10月1日明治42年大川郡引田村が町制を施行し、引田町となった。種類:町制施行 出典:Wikipedia
  5. 1910年1月1日明治43年大川郡松原村が町制を施行して改称し、白鳥本町となった。種類:町制施行 出典:Wikipedia
  6. 1923年4月1日大正12年大川郡五名山村が五名村に改称した。種類:改称 出典:Wikipedia
  7. 1954年4月1日昭和29年大川郡の誉水村と丹生村が合併して大内町が発足した。種類:新設合併 出典:Wikipedia
  8. 1955年3月15日昭和30年大川郡の大内町と三本松町が合併し、改めて大内町が発足した。種類:新設合併 出典:Wikipedia
  9. 1955年4月1日昭和30年大川郡の引田町・相生村・小海村が合併し、改めて引田町が発足した。種類:新設合併 出典:Wikipedia
  10. 1955年7月1日昭和30年大川郡の白鳥本町・白鳥村・五名村・福栄村が合併して白鳥町が発足した。種類:新設合併 出典:Wikipedia
  11. 2003年4月1日平成15年大川郡の引田町・白鳥町・大内町が合併し、市制を施行して東かがわ市が発足した。種類:新設合併 出典:www.higashikagawa.jp

今の区域にあった町村

帯は、それぞれの町村が続いた期間(1889年〜今)です。

東かがわ市2003〜今
白鳥村→白鳥町1890〜2003
白鳥本町1910〜1955
福栄村1890〜1955
五名山村→五名村1890〜1955
引田町1909〜2003
小海村1890〜1955
相生村1890〜1955
大内町1954〜2003
三本松町1898〜1955
丹生村1890〜1954
誉水村1890〜1954

参考にした資料