今の初山別村
留萌地方の北部、日本海に面する村です。南部・中部・北部の三つの地区に分かれ、7つの集落があります。中心は中部地区で、公共施設が集まっており、有明と豊岬が拠点の集落です。村内を風連別川、初山別川、茂築別川が流れます。主要産業は漁業で、農業や酪農も営まれます。みさき台公園にはしょさんべつ天文台があり、道の駅が併設されています。
今の初山別村の区域の人口は、2020年の国勢調査で1,080人です。今の区域で数えた1980年の2,444人とくらべると55.8%減り、人口は1980年をピークに減っています。65歳以上の人の割合は39.0%です。
主な産業:漁業が主な産業で、農業や酪農も営まれています。
特産品・名産
- ハスカップジャムや果汁飲料、シロップに加工される
- タコ日本海で獲れ、珍味にも加工される
- 初山別あいす地元の牛乳で作るアイスクリーム
見どころ・祭り
- しょさんべつ天文台日本最北の天文台
- 金比羅岬夕日が沈む日本海の岬
- みさき台公園天文台や道の駅のある公園
- 初山別温泉村内の温泉
木ナナカマド花ツツジ初山別村の木・花
初山別村のなりたち
初山別村(しょさんべつむら)は、北海道留萌地方の村です。1920年(大正9年)の時点ですでに初山別村として今とほぼ同じ区域があり、それから一度も合併をしていない、道内でもめずらしい村です。
1920年の時点で、この区域の町村は苫前郡に属していました。
「初山別村」という名前
「初山別」は、アイヌ語の「ソウサンベツ」(滝がそこで流れ出ている川)が変わった名といわれています。幕末に松浦武四郎が記した地名の解釈によるもので、村は2000年(平成12年)からこの説を村名の由来として示しています。このほか、「シュシュ・サム・ペツ」(柳原の近くの川)とする説もあります。江戸時代の記録にも、今の村の中心となる地名として「シュシャベツ」の名が見えます。
まちの成り立ち
初山別の海岸には、江戸時代から番屋や休憩所が置かれ、アイヌの人たちが暮らしていました。1880年(明治13年)に苫前村の戸長役場の管轄となり、1894年(明治27年)からは羽幌村の戸長役場の管轄に入りました。1890年(明治23年)には増毛や小樽の漁業者が建網を試み、よい漁場とわかったことから漁夫が集まり、漁村ができていきました。1896年(明治29年)には茂築別・初山別・風連別・歌越別の4つの原野に植民地区画が設けられ、越中団体などが入植して農村も生まれました。1900年(明治33年)に羽幌村から初山別村が分かれ、1901年(明治34年)9月には羽幌の戸長役場から独立して初山別村戸長役場が置かれました。村はこの年を開基としています。1909年(明治42年)4月1日に二級町村制が施行され、初山別村となりました。村は南部・中部・北部の3地区からなり、漁業と農業、酪農を営んでいます。日本海を望む岬には、日本最北の天文台があります。
年表
- 1900年4月1日明治33年苫前郡の羽幌村から初山別村が分かれた。種類:分割 出典:www.town.haboro.lg.jp
- 1901年9月19日明治34年羽幌村の戸長役場から分かれて、初山別村戸長役場が置かれた。種類:その他 出典:www.pref.hokkaido.lg.jp
- 1909年4月1日明治42年苫前郡の初山別村に二級町村制が施行された。種類:町村制 出典:www.vill.shosanbetsu.lg.jp
名前の歩み
帯は、それぞれの町村が続いた期間(1889年〜今)です。