今の福島町
渡島総合振興局の西部にあり、南は津軽海峡に面し、内陸は山地の町です。渡島半島南西部の松前郡に属し、大千軒岳を背にします。漁業が盛んで、イカを使った珍味のスルメを生産しています。青函トンネル工事の北海道側の基地だった町で、青函トンネル記念館があります。横綱の千代の山と千代の富士の出身地で、ヤマユリ自生地の北限でもあります。
今の福島町の区域の人口は、2020年の国勢調査で3,794人です。今の区域で数えた1980年の11,613人とくらべると67.3%減り、人口は1980年をピークに減っています。65歳以上の人の割合は48.8%です。
主な産業:漁業が中心で、スルメイカなどを水揚げ・加工します。農林業も営まれています。
特産品・名産
- スルメ町の漁業で作られる珍味
- イカ8月にイカまつりが開かれる
- 道南スギ町内で育てるスギ材
見どころ・祭り
- 福島町青函トンネル記念館青函トンネル工事の記録を展示
- 横綱千代の山・千代の富士記念館二人の横綱ゆかりの記念館
- 松前矢越道立自然公園町域にかかる自然公園
- 青の洞窟町内の海食洞
木スギ花ヤマユリ福島町の木・花
福島町のなりたち
福島町(ふくしまちょう)は、北海道渡島地方の町です。今の町の区域には、1920年(大正9年)の時点で、2の町村がありました。吉岡村・福島村です。これらの町村が、1回の合併や編入を経て、今の福島町になりました。
今の名前「福島町」は、1920年にあった福島村の名前を受け継いでいます。ほかの1の町村の名前は、自治体の名前としては消えましたが、地区の名前や学校、駅などに残っていることが少なくありません。
1920年の時点で、この区域の町村は松前郡に属していました。
「福島町」という名前
「福島」は、もとアイヌ語で「ヲリカナイ」(折加内)や「イルカナイ」(鹿追)などと呼ばれ、呼び名が一定していませんでした。寛永元年(1624年)正月16日に、月崎神社の神託により福島村と改められたと伝えられています。1900年(明治33年)に福島村が一級町村制となり、1944年(昭和19年)2月11日に町制を施行して福島町になりました。
まちの成り立ち
福島は、明治より前は松前藩に属し、維新後は箱館藩、青森県、開拓使、函館県と所属が移りました。1868年(明治元年)の箱館戦争では、福島村に旧幕府軍が攻め込み、松前藩との戦闘がありました。1879年(明治12年)12月に福島町外1村戸長役場が置かれ、1900年(明治33年)7月1日に福島村と白符村が合わさって一級町村制の福島村になりました。吉岡村は1902年(明治35年)4月1日に二級町村制で発足しています。1942年(昭和17年)に大字名が廃止され、1944年(昭和19年)2月11日に福島村が町制を施行して福島町となりました。1955年(昭和30年)1月1日に福島町と吉岡村が新設合併し、新しい福島町が発足しました。1963年(昭和38年)には青函トンネルの着工式が行われ、1988年(昭和63年)にトンネルが完成して松前線が廃止されました。福島町の千代の山は第41代、千代の富士は第58代の横綱です。
年表
- 1900年7月1日明治33年福島村と白符村が合わさって北海道一級町村制を施行し、福島村となった。種類:町村制 出典:www.pref.hokkaido.lg.jp
- 1902年4月1日明治35年北海道二級町村制が施行され、吉岡村が発足した。種類:町村制 出典:www.pref.hokkaido.lg.jp
- 1944年2月11日昭和19年福島村が町制を施行し、福島町となった。種類:町制施行 出典:www.pref.hokkaido.lg.jp
- 1955年1月1日昭和30年福島町と吉岡村が合わさり、新しい福島町となった。種類:新設合併 出典:www.pref.hokkaido.lg.jp
今の区域にあった町村
帯は、それぞれの町村が続いた期間(1889年〜今)です。