千葉県 › 一宮町

一宮町いちのみやまち

1920年には2の町村だった区域が、2回の合併・編入を経て、今の一宮町になりました。

2町村から
系譜図:帯は町村が続いた期間、曲線は合わさった先。帯を押すとそのまちへ、なぞると地図で光ります。

今の一宮町

玉前神社を中心に発展してきた地域を持ち、上総国一之宮にちなむ町名を受け継ぐ町です。旧一宮町と東浪見村の合併を基礎とし、その後に長生村の船頭給、一松の一部、宮原が加わりました。玉前神社をはじめとする寺社や祭りが残り、各地域で文化財が守られています。町の木にはクロマツ、町の花にはヤマユリを定め、古くからの地域の歩みを一つの町として引き継いでいます。

今の一宮町の区域の人口は、2020年の国勢調査で11,897人です。今の区域で数えた1980年の10,486人とくらべると13.5%ふえ、人口は2010年まではふえ、その後は少し減っています。65歳以上の人の割合は33.2%です。

11,897人人口(2020年)
+13.5%1980年からの増減
22.97km²面積(国土地理院)
518人/km²人口密度
33.2%65歳以上の割合
12,0341980199020052020
15歳未満 12.3%15〜64歳 54.5%65歳以上 33.2%
今の区域の人口(国勢調査)。各回の市町村の人口を、今の区域にまとめて集計(境界の一部の移動は含まない)。面積は国土地理院「全国都道府県市区町村別面積調」

主な産業:トマトや梨などの農業と、サーフィンや海水浴を生かした観光が盛んです。

特産品・名産

  • 梨町内で栽培される特産の果実です。
  • トマト施設園芸で栽培する主要な野菜です。
  • いちご観光農園でも栽培される果実です。

見どころ・祭り

  • 玉前神社上総国の一宮とされる神社です。
  • 釣ヶ崎海岸東京五輪のサーフィン会場となりました。
  • 一宮海岸九十九里浜南部の砂浜が続きます。

木クロマツ花ヤマユリ一宮町の木・花

一宮町のなりたち

一宮町(いちのみやまち)は、千葉県長生地域の町です。今の町の区域には、1920年(大正9年)の時点で、2の町村がありました。東浪見村・一宮町です。これらの町村が、2回の合併や編入を経て、今の一宮町になりました。

今の名前「一宮町」は、1920年にあった一宮町の名前を受け継いでいます。ほかの1の町村の名前は、自治体の名前としては消えましたが、地区の名前や学校、駅などに残っていることが少なくありません。

面積は、1920年の一宮町が約12km²だったのに対し、今の一宮町は約23km²と、およそ1.9倍になりました。

1920年の時点で、この区域の町村は長生郡に属していました。

消えた町村の名前は、駅の名前に見ることができます。旧東浪見村の区域には東浪見駅(外房線)があります。

21920年の町村の数
2回合併・編入の回数
23km²今の面積
1953年いちばん新しい合併

「一宮町」という名前

一宮の町名は、上総国の一之宮である玉前神社に由来します。玉前神社を中心に地域が発展し、神社の呼び名が町名にも受け継がれました。自治体としては1889年に一宮本郷村が発足し、翌年に一宮町となりました。1953年に東浪見村と合併して新しい町が成立した際も一宮の名を引き継ぎ、周辺区域の編入後も同じ町名が続いています。

まちの成り立ち

1889年(明治22年)の町村制で、長柄郡に一宮本郷村と東浪見村が発足しました。一宮本郷村は1890年10月に町制を施行し、一宮町となりました。1897年には長柄郡と上埴生郡が統合され、一宮町と東浪見村は長生郡に属することになりました。

1953年11月3日、旧一宮町と東浪見村が合併して、新しい一宮町が成立しました。同じ町名を採用した新設合併でした。このとき、隣接する高根村・八積村・一松村も合併して長生村となりました。

その後、一宮町は長生村の区域の一部を編入しました。1954年4月1日に船頭給、1955年4月1日に一松の一部、同年9月30日に宮原が一宮町へ入りました。一宮本郷、新笠、東浪見、網田、宮原、船頭給、新地などの地域が、合併と部分編入を通じて現在の町域にまとまりました。

町の歴史には、上総国一之宮の玉前神社を中心とする歩みがあります。現在も玉前神社をはじめとする寺社や、各地域で守られてきた祭りが残っています。明治に成立した二つの自治体と、昭和に加わった区域を合わせ、今の一宮町につながっています。

年表

  1. 1889年4月1日明治22年長柄郡に一宮本郷村・東浪見村・高根本郷村・八積村・一松村が発足した。種類:町村制 出典:Wikipedia
  2. 1890年10月明治23年一宮本郷村が町制を施行し、一宮町となった。種類:町制施行 出典:Wikipedia
  3. 1897年4月1日明治30年長柄郡と上埴生郡が統合され、関係町村が長生郡に属した。種類:郡の変更 出典:Wikipedia
  4. 1941年2月11日昭和16年高根本郷村が高根村に改称した。種類:改称 出典:www.pref.chiba.lg.jp
  5. 1953年11月3日昭和28年一宮町と東浪見村が合併して新しい一宮町となった。種類:新設合併 出典:www.pref.chiba.lg.jp
  6. 1953年11月3日昭和28年高根村・八積村・一松村が合併して長生村となった。種類:新設合併 出典:www.pref.chiba.lg.jp
  7. 1954年4月1日昭和29年長生村の船頭給が一宮町に編入された。種類:一部編入 出典:www.pref.chiba.lg.jp
  8. 1955年4月1日昭和30年長生村の一松の一部が一宮町に編入された。種類:一部編入 出典:www.pref.chiba.lg.jp
  9. 1955年9月30日昭和30年長生村の宮原が一宮町に編入された。種類:一部編入 出典:www.pref.chiba.lg.jp

今の区域にあった町村

帯は、それぞれの町村が続いた期間(1889年〜今)です。

一宮町1890〜今
東浪見村1889〜1953同じ名前の駅:東浪見駅

参考にした資料