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大宜味村おおぎみそん

大宜味村は、1920年からほぼ同じ区域のまま続いている村です。

1町村から

今の大宜味村

沖縄本島北部の西海岸に位置し、東シナ海に面する村です。山地が海岸に迫り、塩屋湾や川沿いに集落が広がっています。シークヮーサーの栽培と加工、喜如嘉に伝わる芭蕉布づくりで知られます。塩屋湾のウンガミなど、集落で受け継がれてきた行事も残っています。森と川の景観に加え、根謝銘グシクや村役場旧庁舎など、地域の歴史を伝える場所があります。

今の大宜味村の区域の人口は、2020年の国勢調査で3,092人です。今の区域で数えた1980年の3,626人とくらべると14.7%減り、人口は1980年をピークに減っています。65歳以上の人の割合は37.1%です。

3,092人人口(2020年)
−14.7%1980年からの増減
63.63km²面積(国土地理院)
49人/km²人口密度
37.1%65歳以上の割合
3,6261980199020052020
15歳未満 11.4%15〜64歳 51.6%65歳以上 37.1%
今の区域の人口(国勢調査)。各回の市町村の人口を、今の区域にまとめて集計(境界の一部の移動は含まない)。面積は国土地理院「全国都道府県市区町村別面積調」

主な産業:シークヮーサーなどの農業と加工業、芭蕉布づくり、自然や文化を生かした観光が営まれています。

特産品・名産

  • シークヮーサー村を代表するかんきつ類
  • 芭蕉布糸芭蕉の繊維から織る伝統の布
  • マンゴー村で栽培される熱帯果実

見どころ・祭り

  • 塩屋湾ウンガミが受け継がれる湾
  • 根謝銘グシク村の歴史を伝える城跡
  • 大宜味村役場旧庁舎村の行政の歩みを伝える建物

木シークヮーサー花シークヮーサー鳥メジロ大宜味村の木・花・鳥

大宜味村のなりたち

大宜味村(おおぎみそん)は、沖縄県北部地方の村です。1920年(大正9年)の時点ですでに大宜味村として今とほぼ同じ区域があり、それから一度も合併をしていない、県内でもめずらしい村です。

1920年の郡
国頭郡
11920年の町村の数
0回合併・編入の回数
64km²今の面積

「大宜味村」という名前

「大宜味」は、琉球王国時代の大宜味間切から引き継いだ村名です。前身は1673年に国頭間切と羽地間切の一部を合わせて設けられた田港間切で、その後に大宜味間切と呼ばれるようになりました。1908年の島嶼町村制でもこの名を継ぎ、現在の村名となりました。「大宜味」という地名自体の語源は、はっきりしていません。

まちの成り立ち

大宜味村の前身は、1673年に国頭間切と羽地間切の一部を分けてつくられた田港間切です。その後は大宜味間切と呼ばれ、集落の組み替えを経て現在の村につながりました。1903年には間切内の集落の統合や名称変更が行われ、謝名城や田嘉里などの地名が生まれました。

1908年4月1日、島嶼町村制により大宜味間切は国頭郡大宜味村となりました。それまでの間切内の村々は字となり、村長は県知事が任命する仕組みでした。1920年には普通町村制が施行され、村の行政の仕組みも改められます。

沖縄戦後の1945年9月1日には、米軍統治下で国頭村・東村とともに臨時行政の辺土名市にまとめられました。1946年1月には3村それぞれの行政に戻り、1972年5月15日の日本復帰を迎えました。現在は喜如嘉、塩屋、津波など17の字で構成されています。集落ごとに受け継いだ暮らしや文化が、芭蕉布づくりや塩屋湾のウンガミなどにも息づいています。

年表

  1. 1896年4月1日明治29年沖縄県の郡編制により国頭郡が発足し、大宜味間切が同郡に属した。種類:郡の変更 出典:Wikipedia
  2. 1908年4月1日明治41年島嶼町村制により、大宜味間切が国頭郡大宜味村となった。種類:町村制 出典:www.pref.okinawa.jp
  3. 1920年国頭郡大宜味村に普通町村制が施行された。種類:その他 出典:www.vill.ogimi.okinawa.jp
  4. 1945年9月1日昭和20年米軍統治下の臨時行政として、国頭村・大宜味村・東村の3村をまとめた辺土名市が置かれた。種類:その他 出典:www.vill.kunigami.okinawa.jp
  5. 1946年1月昭和21年米軍統治下の辺土名市の行政が国頭村・大宜味村・東村に分けられ、3村それぞれの行政に戻った。種類:その他 出典:www.vill.kunigami.okinawa.jp
  6. 1972年5月15日昭和47年沖縄の日本復帰に伴い、大宜味村に地方自治法が適用された。種類:その他 出典:Wikipedia

名前の歩み

帯は、それぞれの町村が続いた期間(1889年〜今)です。

大宜味村1908〜今

参考にした資料