二つの買電契約と余剰売電
東芝製の全館空調は低圧電力契約、照明、IH、洗濯機などは従量電灯契約でした。太陽光で発電した電気は全館空調の低圧電力には充てられず、従量電灯側で使い、余った分を売る仕組みです。約4kWの太陽光で、余剰電力の買取単価は当時42円でした。
空調は低圧電力の単価で買い、余剰分は42円で売れるため、この組合せに利点があると判断しました。買電・売電の実際の3か月差額は太陽光の収支記録に掲載しています。
電圧上昇抑制が表示された
導入後、室内モニタに「電圧上昇抑制確認」と表示されました。発電量が多いときに系統側の電圧が上がり、発電を抑える状態です。電力会社へ相談し、約2週間の測定の後、地域のトランスを新設する工事が行われました。工事後は抑制が発生しなくなった、と記録しています。

契約とモニタで確認したい項目
| 項目 | この住宅で確認したこと |
|---|---|
| 空調の契約種別 | 空調だけが低圧電力であること |
| 売電方式 | 従量電灯側の余剰を売ること |
| モニタ表示 | 発電量と電圧上昇抑制の有無 |
| 相談先 | 抑制表示時に電力会社へ連絡すること |
同じ太陽光と全館空調の組合せでも、契約や系統の条件は住宅ごとに異なります。実際の契約書と連系資料、モニタ履歴を手元に置いて確認するのが早道でした。