三井ホーム12年目住んでみて、施主が語る家づくり

太陽光パネル、メーカー選びの記録
シャープ・パナソニック・東芝を比較して決めるまで

2013年頃 記録 2026年8月 公開 太陽光・設備選定

2013年に新築を検討していた頃、複数のハウスメーカーと打ち合わせをすると、どこも決まって太陽光パネルの導入を勧めてきました。当時の私は「光熱費が太陽光で賄えたらいいな」くらいの漠然としたイメージしか持っておらず、メーカーごとに何が違うのかもよく分かっていませんでした。三井ホームとの打ち合わせで初めて具体的な提案を受け、そこから短い期間でしたがメーカー比較に頭を悩ませることになります。当時の建築ブログにその過程がそのまま残っていたので、12年経った今の視点も交えながら振り返ってみます。

「各ハウスメーカーは提携してるパネルメーカーがあるのだと思います。三井ホームで勧められたのがこれです。<<<三井ホームからの提案(太陽光パネル)>>>シャープ 東芝 パナソニック 三井ホームはシャープと提携してるのでしょうか?シャープがお値打ちだと言う事でシャープ押しです。」 — 当時の建築ブログより(2013年3月)

三井ホームが提示した3つの選択肢

三井ホームの担当営業から提案されたのは、シャープ・東芝・パナソニックの3社でした。当時のブログを読み返すと、この3社の中でも三井ホームが特に勧めていたのはシャープで、理由として挙げられていたのは単純に「価格がお値打ち」という点でした。三井ホームとシャープの間に何らかの提携関係があるのではないか、と当時の私は推測していたようです。

正直に書いておくと、当時のブログにはパナソニックや東芝のパネルについて、性能や価格を具体的に比較した記述までは残っていませんでした。今回改めて12年前の記事を読み返して「あれ、決め手はこれだけだったのか」と自分でも少し驚いたくらいです。当時は太陽光パネル本体の性能差を細かく比較検討するというより、三井ホームが提携先として押していたシャープに、価格面での納得感があったことが選定の中心だったようです。

比較の中心は「価格」、そして後から効いてきた「保証」

導入から数年経った頃に書いたブログ記事の中で、当時の選定理由を振り返っている一文がありました。そこには「1年、2年使った結果からだいたい8年ぐらいで導入費用をペイ出来る計算なのと、当時シャープしかやってなかった15年補償も適応出来たのでまずまず良い買い物だったんじゃないかと思います」と書かれています。

この記述から分かるのは、シャープを選んだ決め手が「価格」に加えて「15年保証」だったことです。当時シャープ以外の主要メーカーではここまで長期の保証を用意していなかったようで、結果的にこの保証の存在が後々、我が家の太陽光システムを救うことになります(詳しくは後述します)。パナソニックや東芝との性能比較を細部まで詰めたというより、価格・保証・三井ホームとの相性という3つの現実的な条件で判断した、というのが正直なところだったと思います。

💡 当時のパネルメーカー選定でわかっていたこと(ログより)
・三井ホームからの提案はシャープ・東芝・パナソニックの3社
・三井ホームはシャープを価格面で推していた
・シャープには当時、他社にはなかった15年保証があった
・パネル本体の発電効率などの詳細な数値比較は、当時のブログには記録が残っていない

「全館空調のメーカー」と「パネルのメーカー」は別の話

ここで一つ補足しておきたいのが、全館空調のメーカー選びと太陽光パネルのメーカー選びは、三井ホームでは別の検討軸だったという点です。全館空調は東芝製の「ウェルブリーズ・プラス(低圧電力)」を選んでいますが、これは電力契約の仕組みに関わる別の検討事項で、太陽光パネルのメーカー選定とは切り離して考える必要がありました。この低圧電力契約と太陽光の相性については当時かなり悩んだ記録が残っているので、別記事にまとめています。

📋 この記事でわかること
  • 三井ホームが2013年当時に提示していた太陽光パネルメーカーの選択肢
  • シャープが選ばれた決め手は「価格」と「15年保証」だったこと
  • パナソニック・東芝との詳細な性能比較記録は当時のブログにも残っていなかったこと
  • 12年後、シャープの保証とモニタリング機能がどう役に立ったか
シャープ太陽光発電の電力モニタ画面
導入後に撮影したシャープの電力モニタ画面。発電量や売電履歴をタッチパネルで確認できる。

12年後の答え合わせ:モニタリングに救われた日

結論から言うと、シャープを選んだ判断は12年経った今も間違っていなかったと感じています。特にそれを実感したのが2018年、家の電話にシャープから直接連絡が入った日のことでした。

「家の電話に珍しく電話が掛かってるなと思って取ったらシャープさんからでした。『お宅の太陽光発電で異常が見つかったため点検しに訪問したい!』(中略)我が家は2系統あってそのうち1系統に異常があり発電量が半分ぐらいになってたのこと。(中略)発電情報をシャープに送信してるため、シャープさんがチェックして異常を感知してくれたという・・・ありがとう、webモニタリング!!!」 — 当時の建築ブログより(2018年6月)

この時は太陽光発電の出力が半分程度に落ちていたにもかかわらず、我が家のモニタでは異常に気づけないレベルの不具合でした。それをシャープ側のWebモニタリングシステムが検知し、向こうから連絡をくれたことで早期に修理につながっています。しかも当時契約していた15年保証の対象だったため、パワーコンディショナーの修理費用は無償で対応してもらえました。導入時にパナソニックや東芝ではなく、価格と保証でシャープを選んだ判断が、5年後にこういう形で効いてくるとは当時は想像していませんでした。

パワコン交換や売電収支のその後の詳しい推移については、別記事「太陽光とエコキュートは元が取れる?卒FIT後のリアル」により詳しくまとめています。今振り返ると、メーカー選びの決め手が「性能スペックの細かい比較」ではなく「価格・保証・三井ホームとの相性」というシンプルなものだったからこそ、当時の私たちでも迷わず決断できたのだと思います。

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この記事を書いた人

2013年に三井ホームでシャープ製の太陽光パネルを選定、翌年導入。関東地方在住、夫婦+子供1人の3人暮らし12年目。当時のブログ記録を読み返しながら、迷いつつ決めたことが後でどう転んだかを検証するのが趣味になりつつあります。