今の室戸市
高知県の東南部、太平洋に突き出した室戸半島の大半を占める市です。半島の最南端に室戸岬があり、西岸には海成段丘が発達しています。市の全域が室戸ユネスコ世界ジオパークに認定されています。キンメダイやブリなどの漁業が盛んで、日本で最初に海洋深層水の取水を始めた地です。四国八十八箇所の第24番から第26番札所があります。
今の室戸市の区域の人口は、2020年の国勢調査で11,742人です。今の区域で数えた1980年の26,086人とくらべると55.0%減り、人口は1980年をピークに減っています。65歳以上の人の割合は51.7%です。
主な産業:漁業が中心で、海洋深層水や土佐備長炭、ビワなどの産物もあります。
特産品・名産
- キンメダイ東部が急に深くなる地形で水揚げしやすい
- 海洋深層水日本で最初に取水を始めた地
- 土佐備長炭発祥の地。大半を室戸市と東洋町で生産
見どころ・祭り
- 室戸岬半島の最南端。灯台や中岡慎太郎像がある
- 御厨人窟室戸岬の突端近くの海食洞
- 最御崎寺四国八十八箇所第24番札所
- 吉良川の町並み国の重要伝統的建造物群保存地区
- むろと廃校水族館廃校を使った水族館
木うばめがし花はまゆう鳥めじろ室戸市の木・花・鳥
室戸市のなりたち
室戸市(むろとし)は、高知県東部の市です。今の市の区域には、1920年(大正9年)の時点で、5の町村がありました。佐喜浜村・羽根村・吉良川村・津呂村・室戸町です。これらの町村が、1回の合併や編入を経て、今の室戸市になりました。
今の名前「室戸市」は、1920年にあった室戸町の名前を受け継いでいます。ほかの4の町村の名前は、自治体の名前としては消えましたが、地区の名前や学校、駅などに残っていることが少なくありません。
面積は、1920年の室戸町が約39km²だったのに対し、今の室戸市は約241km²と、およそ6.1倍になりました。
1920年の時点で、この区域の町村は安芸郡に属していました。
「室戸市」という名前
「室戸」の由来ははっきりしていません。1889年(明治22年)4月1日の町村制で、室津村・浮津村・元村・領家村が合わさって室戸村が発足しました。この村が1910年(明治43年)に町制を施行して室戸町となり、市名はこの旧室戸町の名を引き継いでいます。市章は「ムロト」の文字を図案にしたもので、「ム」は室戸岬を表します。
まちの成り立ち
室戸市は、高知県の東南部で、太平洋に突き出た室戸半島の大半を占めます。1889年(明治22年)4月1日の町村制で、安芸郡に室津村・浮津村・元村・領家村が合わさって室戸村が発足し、津呂村、佐喜浜村、吉良川村、羽根村も単独の村として生まれました。1910年(明治43年)1月1日に室戸村が町制を施行して室戸町となりました。津呂村は1928年(昭和3年)1月1日に町制を施行して津呂町となり、翌年に室戸岬町と改称しました。吉良川村は1940年(昭和15年)、佐喜浜村は1943年(昭和18年)に町制を施行しています。1959年(昭和34年)3月1日、室戸町・室戸岬町・吉良川町・佐喜浜町・羽根村が合わさって市制を施行し、室戸市が発足しました。この地は1934年(昭和9年)の室戸台風で大きな被害を受けました。市の全域は、室戸ユネスコ世界ジオパークに認定されています。岬には四国八十八箇所第24番札所の最御崎寺があり、市は漁業や土佐備長炭づくりが営まれてきました。
年表
- 1889年4月1日明治22年町村制の施行により、安芸郡に室戸村(室津村・浮津村・元村・領家村の区域)と津呂村・佐喜浜村・吉良川村・羽根村が発足した。種類:町村制 出典:Wikipedia
- 1910年1月1日明治43年室戸村が町制を施行して室戸町となった。種類:町制施行 出典:Wikipedia
- 1928年1月1日昭和3年津呂村が町制を施行して津呂町となった。種類:町制施行 出典:Wikipedia
- 1929年10月1日昭和4年津呂町が改称して室戸岬町となった。種類:改称 出典:Wikipedia
- 1940年2月11日昭和15年吉良川村が町制を施行して吉良川町となった。種類:町制施行 出典:Wikipedia
- 1943年11月3日昭和18年佐喜浜村が町制を施行して佐喜浜町となった。種類:町制施行 出典:Wikipedia
- 1959年3月1日昭和34年室戸町・室戸岬町・吉良川町・佐喜浜町・羽根村が合併し、市制を施行して室戸市が発足した。種類:新設合併 出典:www.pref.kochi.lg.jp
今の区域にあった町村
帯は、それぞれの町村が続いた期間(1889年〜今)です。