地縄を見たときは家が小さく感じた

地鎮祭で、建物の範囲に張られたロープを見ました。平面の地縄は「こんなに狭い家になるのか」と不安になるほど小さく見えましたが、建ち始めると印象は変わりました。地盤改良の要否は土地条件によるもので、私たちの地域では杭を打つ調査結果でした。基礎の種類や地盤対策を、この記事の記録だけから他の土地へ当てはめることはできません。

コンクリート打設前の基礎配筋
基礎工事中に撮影した配筋。完成後には見えない工程の記録です。

配筋が巡った状態と、コンクリート打設後に見えた配管を撮影しました。写真から施工の適否を判断したわけではありません。当時は、配筋・配管が入ると住宅が形になっていく実感が湧きました。施工内容に疑問があれば、写真だけで結論を出さず、現場監督に図面や仕様書で確認するべき場面です。

足場の後、クレーンでパネルが上がった

基礎のコンクリートを打設してから数週間後、最初に足場が組まれ、クレーンで工場製作のパネルが運ばれました。1階部分のパネルが一日で組み上がり、数日で屋根まで進んだため、進み方に驚きました。鉄骨メーカーから雨を心配する話を聞いていたので、屋根が載るまでの数日間は気になりましたが、結果として雨は降りませんでした。

フレーミング途中の木造躯体内部
クレーンでパネルが組まれた後の、建築途中の室内です。

躯体の中では、図面で見ていたキッチンやユニットバスの位置を想像しました。2階へはまだはしごで上がる段階で、屋根が付くと室内が暗く感じたことも覚えています。木材の量や構成を見ても、構造安全性を施主の目視で評価できるわけではありません。完成すると見えなくなる工程を自分の記憶として残せたことが、この見学の価値でした。

これから検討するなら

見学や自宅の現場では、配筋・配管・躯体を「検査の代わり」に撮るのではなく、どの工程のどの位置かを分かる形で残すとよいでしょう。質問は施工会社の検査記録、図面、保証書に戻して確認するのが確実です。