三井ホーム12年目住んでみて、施主が語る家づくり

契約〜着工までの打ち合わせで大変だったこと

2013年頃 記録 2026年7月 大幅更新 建築記録

三井ホームと契約したのは2013年の春でした。契約さえ終われば一段落、と思っていたのですが、実際にはそこからが本当のスタートで、着工までの約半年間は毎週末のように打ち合わせが入る「怒涛のラッシュ期間」でした。今回は当時の記録と記憶を頼りに、契約から着工までに何が大変だったのかを、正直に振り返ってみたいと思います。

三井ホームの契約バインダー

契約時に渡された分厚いバインダー。ここから仕様決めの日々が始まりました

契約後にどっと押し寄せる「決め事」の数々

契約時点で決まっているのは、間取りのおおまかな骨格と本体価格くらいのもので、そこから先の「仕様」「設備」「電気配線」「外構」「内装コーディネート」は、ほぼすべてこれから詰めていく状態でした。バーリオはセミオーダー型の商品だったので自由度は高い反面、決めるべき項目も多く、正直「契約前にもっと聞いておけばよかった」と思うことが何度もありました。

特に大変だったのは、担当営業・設計士・IC(インテリアコーディネーター)という複数の窓口とそれぞれ打ち合わせをしなければならなかった点です。誰が何を決める担当なのかが最初はよく分からず、同じ話を別の担当者に何度も説明し直す場面もありました。

仕様決めと電気配線プランの山

床材・建具・キッチン・浴室・トイレといった住設機器のグレード決めだけでも数回の打ち合わせが必要でしたが、それ以上に時間がかかったのが電気配線プランです。コンセントの位置、スイッチの高さ、照明の種類とワット数、将来子供部屋になる予定の部屋の配線まで、図面に一つひとつ書き込んでいく作業は想像以上に地道でした。当時はまだ子供が未就学児だったため、「将来この部屋をどう使うか」を想像しながら配線を決めるのが特に難しかったのを覚えています。

また、スマートブリーズ(東芝製ウェルブリーズ・プラス)による全館空調を採用することが決まっていたため、通常のエアコン用配管とは異なる設備計画も同時に詰める必要があり、担当者との擦り合わせに時間がかかりました。太陽光パネルとエコキュートの設置に関しても、屋根形状や日射条件を踏まえた配置検討が必要で、これも打ち合わせの回数を押し上げる要因になりました。

基礎周りの配管ホース、施工現場

後日の施工現場写真。基礎周りに設備配管が集中しており、打ち合わせ段階の配線・配管計画の大変さを実感しました

ICとの打ち合わせと外構決めの疲労

ICとの打ち合わせは、壁紙・床材の色柄、建具の色味、造作家具の仕様などを一つずつサンプルを見ながら決めていく作業でした。カタログのサンプルは小さく、実際に貼った時のイメージが掴みにくいため、ショールームに足を運んでは悩み、持ち帰っては夫婦で相談し、という往復を何度も繰り返しました。決めても決めても次の項目が出てくる感覚で、正直この時期はかなり消耗しました。

外構については建物本体の打ち合わせが一段落してから本格的に始まったため、時間的にタイトになりがちでした。駐車場の位置、アプローチのデザイン、フェンスの有無など、暮らし始めてからの使い勝手を考えると時間をかけたい項目でしたが、着工スケジュールの都合上、駆け足で決めざるを得なかった部分もありました。

「今週も打ち合わせ、また宿題(サンプル選び)を渡された。決めることが多すぎて、夫婦でノートに一覧表を作って管理することにした。契約前はここまで大変だと思っていなかった。」 当時の記録メモより(現在は非公開)

打ち合わせ内容と大変さの目安

打ち合わせ項目目安の回数大変だった度
仕様決め(床材・建具など)3〜4回★★★
電気配線プラン2〜3回★★★★★
設備選び(キッチン・浴室等)3回★★★
全館空調・太陽光関連の調整2回★★★★
IC打ち合わせ(内装コーディネート)4〜5回★★★★★
外構打ち合わせ2回★★★★
合計(概算)16〜19回-
基礎の縁、施工現場

打ち合わせを終えてようやく着工。基礎の縁が姿を現した時はほっとしました

振り返って思うこと

今こうして振り返ると、契約から着工までの打ち合わせラッシュは大変ではありましたが、この期間にしっかり悩んで決めたからこそ、築12年経った今も「この配線にしておいてよかった」「この床材で正解だった」と思える部分が多いのも事実です。逆に、時間に追われて駆け足で決めてしまった外構部分は、後になって手直ししたいと感じる箇所がいくつか出てきました。

この記事のポイント
  • 契約後こそが本当の打ち合わせラッシュの始まりだった
  • 電気配線プランとIC打ち合わせが特に時間と体力を消耗した
  • 全館空調・太陽光関連の設備計画は通常より打ち合わせ回数が増えた
  • 外構は時間切れ気味になりやすいので早めの検討がおすすめ
  • 夫婦でノートに一覧管理したことが決め事の整理に役立った
契約から着工までどれくらいの期間がありましたか?
我が家の場合は契約からおよそ半年ほどでした。仕様決めやIC打ち合わせ、外構の検討などを含めると、着工直前まで打ち合わせが続いていた記憶があります。
打ち合わせで一番後悔していることは何ですか?
外構の打ち合わせに十分な時間を取れなかったことです。建物本体の仕様決めに時間がかかった分、外構は駆け足になってしまい、暮らし始めてから手直ししたいと感じた箇所がありました。
打ち合わせを乗り切るコツはありますか?
決めるべき項目を一覧化して進捗を管理することをおすすめします。我が家は夫婦でノートに項目と締切をまとめ、次回打ち合わせまでの宿題を可視化することで、抜け漏れを防いでいました。
この記事を書いた人

関東地方在住、三井ホームのバーリオで建てた注文住宅に12年住んでいる匿名の施主です。契約から着工までの怒涛の打ち合わせ期間は今でも鮮明に覚えており、当時のメモを頼りに実体験をまとめています。同じように打ち合わせラッシュの真っ只中にいる方の参考になれば嬉しいです。