我が家は2013年に契約、2014年に引き渡しを受けた三井ホームのバーリオ規格住宅です。契約当時、子供はまだ未就学児でした。それから12年が経ち、2026年現在は中学生前後になっています。当時の間取り打ち合わせでは「子供部屋は将来的にどう使うか」を何度も話し合いましたが、正直なところ、実際の使われ方は想定とかなり違うものになりました。この記事では、LDK・子供部屋・収納という3つの空間が、子供の成長とともにどう変化してきたかを、当時の記録と今の実感を照らし合わせながら書いていきます。
未就学期:子供部屋はほぼ「物置」だった
引き渡し当初、子供部屋には子供用の小さな家具をいくつか置きましたが、実際に子供が長時間過ごす場所はLDKでした。設計段階では「将来ここが勉強部屋になる」というイメージで壁紙や収納棚を決めましたが、未就学期の実態はLDKの一角におもちゃが広がり、子供部屋はむしろ来客用の布団置き場や季節家電の一時置き場になっていました。当時、間取り図を見ながら「個室はいつから使うのだろう」と漠然と考えていたことを覚えています。
子供部屋、結局まだ全然使ってない。むしろ物置状態。LDKで遊ぶから個室いらないんじゃ…と思いつつ、収納だけは重宝してる。 当時の記録メモより(現在は非公開)
小学校低学年:LDKと子供部屋の「二拠点生活」が始まる
小学校に上がると、宿題や翌日の準備をリビング学習で行うようになり、子供部屋は主に着替えと寝る場所として機能し始めました。この頃、リビングのダイニングテーブル横に置いていた収納ボックスに教科書やランドセルを入れるようになり、LDKの収納配分を見直す必要が出てきました。設計時にLDK内に可動棚のあるカウンター収納を用意していたのが、この時期に一番活躍したと思います。写真のような小さなおもちゃの腕時計なども、この時期はリビングの引き出しに無造作に放り込まれていました。
小学校高学年〜中学生前後:子供部屋の「個室化」が加速
高学年になると、子供部屋にこもる時間が明らかに増えました。学習机、本棚、そして自分の私物を管理する意識が強くなり、ワイヤレスイヤホンのような小型のガジェット類も自室の引き出しにしまうようになりました。この段階になって初めて、設計時に「将来の個室化」を見込んで作っておいたクローゼットや可動棚の意味を実感しました。逆に言えば、未就学期からこの高学年期までの約7〜8年間は、個室としての機能はほとんど使われていなかったことになります。
年代別の使われ方の変化まとめ
| 時期 | LDKでの過ごし方 | 子供部屋の使い方 | 収納の中身の変化 |
|---|---|---|---|
| 未就学期 | ほぼ全ての遊びがLDKで完結 | 物置・来客布団置き場 | おもちゃ・絵本がLDK収納に集中 |
| 小学校低学年 | リビング学習が中心 | 着替え・就寝のみ | 教科書・ランドセルがLDK収納へ移動 |
| 小学校高学年〜中学生前後 | 食事や家族の会話が中心に縮小 | 学習・私物管理の個室化が進行 | 子供部屋のクローゼット・可動棚を本格活用 |
間取り設計時に見誤っていたこと
今振り返ると、契約時の打ち合わせでは「子供部屋は早い段階から自室として使われる」という前提で収納量やコンセント位置を決めていました。しかし実際には、個室が本格稼働するまでに7年以上かかっています。逆にLDKの収納力とコンセント数は、未就学期から小学校低学年まで一貫してフル稼働していました。もし今から間取りを決め直せるなら、LDK側の収納をもう一段階多めに確保し、子供部屋側は最低限の広さと配線だけ用意して、あとから可変できる作りにしておきたいと思います。
- 子供部屋が「個室」として機能し始めたのは小学校高学年以降で、想定より遅かった
- 未就学期〜低学年はLDKの収納力がそのまま生活の快適さに直結していた
- おもちゃやガジェットなど私物の置き場所は、成長に合わせてLDKから子供部屋へ徐々に移動していく
- 設計段階では個室の完成度より、LDK収納の余裕とコンセント配置を優先すべきだったと感じている
- 子供部屋は「将来の可変性」を意識した最低限の作り込みで十分だった可能性がある