ICさんとの長い打合せもいよいよラストスパートに差し掛かった頃、決めることになったのが外壁、玄関タイル、そして家中のドアでした。中身(クロス・フローリング・キッチン・照明・カーテン)はほぼ決まり切っていたので、残るは「外から見た顔」と「部屋と部屋の仕切り」です。当時のブログには「ここまでいろいろ決めてきましたが中はほぼ終わってます」と書き残していました。今回はこの終盤戦の記録と、12年住んで初めて気づいたある発見について振り返ります。
- 外壁色は38色、吹き付けの種類も4〜5種類から選ぶ大決断だったこと
- 内部サッシは室内側と室外側で色を変えられるという発見
- 内部ドアはガラスの有無・框の種類でシンプルに決まった経緯
- 子供が喜ぶ「ミッキーノブ」を選んだ理由
- 住み始めて何年も経ってから気づいた「隠れミッキー」の存在
1. 長い打合せもいよいよ終盤、外壁と玄関タイル
ICさんとの打合せは何度も何度も繰り返し行われ、当時は「そんな時間がもうそろそろ終わりってなるともう終わっちゃうの、もう少しお願いしますっていうぐらいの寂しさがありますね」と書くほど、毎回の打合せ自体を楽しんでいました。とはいえICさんもサラリーマン、人件費はタダではないので、そろそろ収束させる必要があります。ここまでの打合せでクロス・フローリング・照明・キッチンなど室内側はほぼ決着していたので、残る大物は外壁と玄関タイル、そして各部屋のドアでした。
2. 外壁は一大決心、38色から選ぶ
三井ホームの外壁は吹き付け塗装が基本で、色数の多さが特徴です。当時の打合せでは38色ほどの見本を見せてもらい、吹き付けの種類も4〜5種類あると説明を受けました。女性に人気のシリーズではホワイト系(オフホワイトやチェリーホワイトなど)が選ばれることが多いという話も聞き、外壁の色は家の第一印象を決定づけるだけに一大決心が必要でした。玄関タイルはこの外壁の色に合わせて選ぶ形で決めていきましたが、意外だったのはサッシの窓枠の色に関する説明です。
「そんな選んだ外壁に合わせてタイルも決めます。また、サッシの窓枠の色も決めていきますが、ちょっとびっくりしたのが部屋の中から見えるサッシの窓枠色と外から見える窓枠色は変えれるんです。中は壁紙に合わせて白系にしたり、外からは外壁に合わせて濃い色にしたりと、へー、融通が利くんだなと感心しました。」 — 当時の建築ブログより(2013年9月)
3. 内部ドアは白と茶色、ガラスの有無で悩む
家の中のドアは、玄関ドアのように構造計算に直結しないため、ICさんとの打合せでゆったり決めていくことができました。三井ホーム標準の室内用ドアには「1パネル木調框ドア(茶色系)」「木調フラットドア(白系)」「ガラス木彫框ドア」などのバリエーションがあり、我が家は個室用の扉として白と茶色のドアを中心に採用しました。玄関からリビング、リビングから廊下など、隣の様子が見えても構わない場所には透明ガラスやすりガラス入りの扉を選んでいます。ガラス入りはその分価格も上がるため、必要な場所だけに絞って採用しました。
4. 遊び心満載のドアノブコーナー、ミッキーノブを選ぶ
ドアノブにもシルバー・ゴールドの艶あり艶なしなど何パターンもの標準色がありましたが、それとは別に遊び心満載のラインナップがありました。三井ホームはディズニーと提携している関係で、標準でミッキーモチーフのノブが選べるほか、犬や猫をモチーフにした動物シリーズも用意されていました。初顔合わせでドアノブコーナーを見て回ったとき、壁一面に並んだノブの中にこれを見つけて、子供が大きくなったらいらなくなるかもと思いつつも、家の中にちょっとした遊びのポイントがあってもいいと考え、一部の扉にミッキーノブを採用することにしました。
5. 12年後に気づいた「隠れミッキー」
ドアノブなんて正直なんでもいいだろう、と契約前は思っていましたが、住み始めてしばらく経ったある日、思わぬ発見がありました。
「実は住み始めて結構経ちますが、先日やっとのこと気が付きました。気がついちゃいました。隠れミッキーがいる!!!ホント全然気が付かなかったのと、ディズニーファンにはお馴染みの隠れミッキーですが、まさかこんなところまで拘りを持って作ってるとは考えもしませんでした。」 — 当時の建築ブログより(2014年4月)
ノブ本体のデザインだけでなく、細部にまで遊び心が仕込まれていたことに気づいたときは、正直感動しました。12年経った今も、その隠れミッキーは変わらずそこにあります。金属パーツなので大きな劣化はなく、来客の子供に見つけてもらうたびに当時選んでよかったと思わせてくれる、我が家の小さな自慢ポイントです。
6. 12年住んで感じた外壁とドアの実感
外壁は白系を選んだこともあり、一般的には汚れが目立ちやすいと言われますが、実際には雨の当たり方や庇の有無で汚れ方にムラが出ています。それでも大きな色あせや塗装の剥がれは今のところなく、選んだ吹き付け仕上げの耐久性は十分だったと感じています。内部ドアは家族の生活動線の中で毎日開け閉めしていますが、蝶番の建て付けが多少緩んだ扉が一枚あるくらいで、大きなトラブルはありません。当時ガラス入りドアを必要な場所だけに絞ったのも、結果的にコストと採光・視線コントロールのバランスが取れた判断だったと思います。