パナソニック ドラム式洗濯機NA-VX800BLの「見直し中」問題再発!対処法と対策

パナソニック ドラム式洗濯機NA-VX800BLの「見直し中」問題再発!対処法と対策 生活の知恵・トラブル対応

パナソニックのドラム式洗濯機を使ってて乾燥中に「見直し中」状態になって困ったことありませんか?

1年半前、私が使用しているパナソニックのドラム式洗濯機NA-VX800BLで「見直し中」状態が発生し、乾燥が終わらない問題に悩まされました。当時、業者の方に対応を依頼し、ヒートポンプユニットの交換を行いました。その後は順調に使用できていたものの、1年が過ぎた頃から乾燥に時間がかかるように感じ、ついには再び「見直し中」のまま乾燥が進まない状態に戻ってしまいました。今回はその再発状況と対処法についてお話しします。

前回の記事はこちら

修理後、1年半で再発!

前回、乾燥が終わらず「見直し中」のままだったので、ヒートポンプユニットの交換を行いました。その後しばらくは問題なく使えていましたが、1年過ぎた頃から乾燥に時間がかかるように感じるようになりました。そして、再び「見直し中」のまま乾燥が進まない状態になったのです。

再発しないように対処したこと

フィルター掃除の徹底

フィルター掃除は以下のように徹底して行っていました

  • フィルターの掃除:毎日実施
  • 糸くずフィルターの掃除:1週間に1回程度

これに加えて、業者の指示に従った以下の対策も実施していました

  • 槽クリーンの実施:月に1回
  • 純正洗濯槽クリーナーでの洗浄:年に1回

これらの対策を守っていたにもかかわらず、再び1年半で再発してしまったため、さらに具体的なメンテナンス方法を検討する必要がありました。

今回の対応

幸いにも、保証期間内だったため、家電量販店に修理依頼をし、業者の方に訪問修理を依頼しました。業者は前回の修理履歴を確認し、ヒートポンプユニットを持参してくれました。

事前チェックの結果、ヒートポンプユニットの前面にホコリの膜がびっしりとへばりついていることが判明しました。これが乾燥不良の原因でした。ヒートポンプユニットの仕組みとして、湿った空気を前面で吸い込み、ヒートポンプを通り抜けて除湿乾燥させます。しかし、ホコリの膜があると正常に機能しません。

これがホコリの膜です。

掃除前のヒートポンプユニットの姿

ヒートポンプユニットの交換

今回もヒートポンプユニットを新品に交換してもらいました。

ヒートポンプユニットを分解して取り除く状況

新品ヒートポンプユニットになったので、見てください。こんなにきれいです。本来はこれぐらいのメッシュ構造になってて空気を吸うわけですから、いかにホコリの膜が悪さするかよくわかります。

交換したヒートポンプユニットです。ホコリ膜が無い綺麗な状態です

今後の対策

業者とのQ&A

Q. フィルターの掃除はしっかりやってたけど、何で中までホコリが入るの?

A. フィルターのメッシュよりも細かいホコリは通ってしまいます。特にタオルなどを多く乾燥させるとなりがちです。

Q. フィルターに何か対策できないの?

A. パナソニックとしては、これが一番最高の設計です。これ以上細かくすると風の通りが悪くなるので、これ以上はできません。

Q. 定期的に洗浄できないの?

A. 実は、機能として洗浄は毎回しています。

・・・え?そうなんですか? ってことで、実演してもらうと、洗濯毎にヒートポンプユニットに向けて水を吹きかけていました。車で言うウインドウォッシャーのような感じですね。こんな機能があったとは…。運転前にプシュプシュ音がするのは何となく気が付いていましたが、この音だったとは…。以前の機種だと水をかけていなくてもっとホコリが溜まりやすく、トラブルが多かったため追加された機能だそうです。

Q. 槽クリーンや純正のクリーナーは意味あるの?

A. ぜひ実施してください。ヒートポンプユニット対策以外にも、臭いや汚れに対して絶大な効果があります。

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Q. 保証期間があと1年半で切れるので、それ以降はどうすれば?

A. (こっそりと)取りあえず保証期間ギリギリで再度交換してください。

Q. そのあとは…?

A. 保証が無いので自己都合になりますが、ヒートポンプユニットの掃除が可能です。

ヒートポンプユニットの掃除(自己責任

保証期間内ではヒートポンプユニットの交換でOKですが、それ以降どうするか。ホコリの膜を自ら取り除く方法があります。乾燥フィルターの奥にヒートポンプユニットがあるため、通常は掃除ができませんが、私の機種では2本のネジを外せばヒートポンプユニットを掃除できます。定期的に掃除すれば手間が少なく除去できますが、私のようにびっしりと乾燥したホコリの膜がある場合は、掃除するのも一苦労です。

実は、以前他の人のブログ記事で掃除の仕方を見たことがあり、試したことがあります。

注意点として、ヒートポンプユニットのメッシュ(アルミフィン)部分はデリケートな作りになっており、強い力でゴシゴシと掃除すると曲がったりするため、注意が必要です。ただし、びっしりと付着したホコリは力を入れないと除去できません。

それを解決するのを先人たちは調べていました。ヘアブラシクリーナーです。

これを使うとホコリの除去がし易くごっそりと取れるので非常に楽でした。

ただし、ほんとにヒートポンプユニットのアルミフィンはデリケートな部分なのでホコリを除去する際は、細心の注意を払い、アルミフィンが折れ曲がらないようにしてください。

※掃除する場合は、自己責任でお願いします。

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