新NISAってやらないと損!って言われるんだけど、よくわからないし老後の資産を新NISAを使って形成させるための制度って話だけど、ホントに資産形成可能なの?
具体的にシミュレーションするための具体的な条件をchatGPTと最近話題のGoogle Geminiに聞いてみた。
最終的にどっちに聞いたらいいの?は最後にまとめてます。
※新NISAとは
新しい少額投資非課税制度(新NISA)は、日本政府が個人の資産形成を支援し、より多くの人々が投資市場に参加することを奨励するために導入された制度です。従来のNISA(少額投資非課税制度)をリニューアルし、さらに魅力的な条件の下で個人投資家が株式や投資信託などの金融商品に投資できるように設計されています。この制度の背景には、日本の個人金融資産が増加しているにも関わらず、その多くが現金や預金といった低利回りの資産に留まっている現状があります。新NISAの導入により、より多くの個人が積極的に投資を行い、資産を効率的に増やすことを目指しています。
老後の資産形成を聞いてみた
条件
- 新NISAを40歳から60歳まで20年間運用する
- 目標金額は5000万円の資産形成
- 低リスクと高リスクで考える
- 積立金額は条件からAIに考えさせる
chatGPTの回答
目標資産額5000万円に到達するための積立方法を、比較的リスクを取った場合と低リスクの場合に分けて考えます。計算には、異なるリターン率を仮定して、必要な毎月の積立金額を算出します。
比較的リスクを取った場合
- 仮定の年間リターン率: 7%(株式中心のポートフォリオを想定)
- 投資期間: 20年
低リスクの場合
- 仮定の年間リターン率: 3%(債券中心のポートフォリオや定期預金などを想定)
- 投資期間: 20年
これらの条件を基に、必要な毎月の積立金額を計算します。初期投資金額は考慮せず、毎月の積立で5000万円に到達することを目指します。
計算式
毎月の積立金額 P は、将来価値 FV を基に次の公式で計算できます。
FV=PV×(1-r)n
- rは月間リターン率(年間リターン率を12で割ったもの)
- nは総投資期間(月数)
- FV は目標とする将来価値(5000万円)
この公式を用いて、両シナリオの毎月の積立金額を計算します。
目標資産額5000万円に到達するためには、以下のように毎月積み立てる必要があります:
- 比較的リスクを取った場合(年間リターン率7%想定):毎月約95,983円の積立が必要です。
- 低リスクの場合(年間リターン率3%想定):毎月約152,299円の積立が必要です。
これらの計算は、指定されたリターン率での積立額を算出しており、実際の市場状況や投資の成果によって必要な積立額は変動する可能性があります。また、リスクを取った場合の積立金額が低リスクの場合よりも少ないのは、高リスク投資が期待リターンが高いため、より少ない積立で同じ目標額に到達できると仮定されているためです。しかし、高リスク投資は市場の変動による資産価値の大きな下落もあり得るため、投資判断には慎重に行う必要があります。
投資は自身のリスク許容度、投資目標、資金の柔軟性などを総合的に考慮して計画することが重要です。また、金融アドバイザーと相談することで、より個人に合った投資戦略を立てることができます。
Google Geminiの回答
新NISAを活用した40歳から60歳までの資産形成プラン:5,000万円達成を目指す
40歳から60歳までの20年間、新NISAを活用して5,000万円の資産形成を目指す場合、以下の2つのプランが考えられます。
プラン1:比較的リスクを取った場合
投資方法
- 新NISA口座の成長投資枠で全世界株式インデックスファンドに投資
平均年利
- 約7%
積み立て額
- 月々5万円
トータル投資額
- 1,200万円
最終期待値
- 約5,800万円
リスク
- 比較的高リスク
- 短期的な価格変動に注意が必要
プラン2:低リスクの場合
投資方法
- 新NISA口座のつみたてNISA枠で国内株式インデックスファンドに投資
平均年利
- 約5%
積み立て額
- 月々8万円
トータル投資額
- 1,920万円
最終期待値
- 約5,000万円
リスク
- 比較的低リスク
- 長期的な視点で投資が必要
どちらのプランを選ぶべきか
どちらのプランを選ぶべきかは、ご自身の状況と投資目標によって異なります。
- リスク許容度が高く、短期的な価格変動に耐えられる方は、プラン1を選択することで、より高いリターンを目指すことができます。
- リスク許容度が低く、安定的な資産形成を望む方は、プラン2を選択することで、リスクを抑えながら目標達成を目指すことができます。
注意点
- 上記はあくまでも一例であり、実際の投資結果は個々の状況によって異なる場合があります。
- 投資にはリスクが伴います。投資を行う前に、リスクを十分に理解した上で、ご自身の判断で行うようにしてください。
参考情報
- 金融庁 新NISA
- 厚生労働省 iDeCo
その他
- 上記以外にも、様々な投資方法があります。ご自身の状況や投資目標に合った方法を選択してください。
- 投資に関する書籍やウェブサイトなどを参考に勉強することをおすすめします。
投資は自己責任です。
慎重に検討し、ご自身の判断で投資を行うようにしてください。
補足
- 上記の平均年利は、過去の統計に基づいて算出したものです。実際の投資結果は異なる可能性があります。
- リスクとリターンは表裏一体です。リスクが高いほど、期待リターンも高くなります。
投資に関するアドバイス
- 投資を始める前に、ご自身の投資目標とリスク許容度を明確にしましょう。
- 長期的な視点で投資を行いましょう。
- 分散投資を行いましょう。
- 定期的にポートフォリオを見直しを行いましょう。
考察とまとめ
金融商品なので利回りなど確定的な数字で比較なんて出来ないことから、より現実的なアドバイスだったり、あまりよくわからない質問者に対して具体的でわかりやすい回答してるかを判断すると、
Google Geminiのほうがよりわかりやすい
と私は感じました。
Google Geminiの回答は、新NISAを利用した具体的な投資戦略を言ってて、具体的に投資先(オルカンインデックス、国内株式インデックス)を提示してくれたり、回答の表示が見やすかったりしたました。
ChatGPTはよりロジカルに計算式を教えてくれつつよりリアルな月々の積立金額を提示してくれたりと数字の信頼感はすごく感じました。ただ、どの投資信託を買ったほうが良いかなど、そこらの判断がなかったのがやや残念でした。
経済学者の意見や今後の見通しなんて当たらないことのほうが多いので、案外AIに判断してもらったほうが良い結果になる可能性もあるんじゃないかと思うのは私だけでしょうか?
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