旅行者や参拜寺の中でも、“呼ばれた人しか辿り着けない神社”と言われる「玉置神社」。
その居場所は高鯖で神私な自然に包まれ、参拜すること自体が旅となる特別な位置にあります。ですが、車で試みてわかったことは、その到達の難しさでした。この記事では、実際に同地を車で訪れた体験を基に、“玉置神社への行き方ガイド”をまとめてお届けします。
ちなみに今回行った名古屋からのルート以外なら苦労しないかと言うとそうでもありません。基本的にかなり山の上のほうなので、細い道やくねくねした道が多く運転が苦手な方にはどのルートでも苦労や疲労を感じながら目指すことになりますのでお気を付けください。
目的地:玉置神社
奈良県吉野郡十津川村にあるのが玉置神社です。大峰山系の霊山の一つである玉置山の山頂直下の9合目に位置してます。想像するだけでもかなり山道を登らないとたどり着かないのがわかりますね。
基本情報
- 住所:奈良県吉野郡十津川村玉置川1番地
- 電話番号:0746-64-0500
- 営業時間:08:00 – 17:00 (無休)
- ホームページ:http://www.tamakijinja.or.jp/
- 拝観料:無料
場所はここです。googleマップ検索する場合は「玉置神社 駐車場」と検索してください。駐車場を入れないと違う場所が目的地になります。一番近い第1駐車場を目指してください。私は平日に行ったため問題なく止めれましたが休日はそれなりに混むそうです。
車での行き方:アクセス方法
行った後にもらったパンフレットを見ると、大阪方面・名古屋方面・和歌山方面・三重方面で様々なアクセスルートがありました。
名古屋から玉置神社へのルートをgoogleマップで経路検索すると、まずおすすめされたルートが次です。
東名阪→紀勢→熊野尾鷲→R311→R169
パンフレットに記載されてるルートは次です※画像です。
東名阪→名阪国道→京奈和道→R168
いろいろなブログを見たり他のカーナビアプリで検索しましたが名阪国道経由のアクセスが標準ルートっぽかったです。ただ、天下のgoogleがおすすめしたルートってこと、距離や時間が短い、交通状況的に名阪国道よりかは和歌山経由のほうが渋滞が少ない、等々考慮するとgoogleが推奨するルートのほうが良い!と思い朝7時に出発しました。
どのルートがおすすめ?
行きはgoogle推奨ルートで行きました。帰りはパンフレット含め良く推奨されてる名阪国道ルートで帰りました。
まずどのルートでも注意点がこちらです。
山道での運転が多い
玉置神社に向かう最後の道のりは、いわゆる「酷道」と呼ばれる険しい山道です。以下のポイントに注意してください:
- 狭い道幅:対向車とのすれ違いが困難な場所が多いです。
- 急カーブと急勾配:カーブミラーを頼りに慎重に進みましょう。
- 滑りやすい路面:雨の日や冬季にはタイヤの滑りに注意。
- 休憩ポイントが少ない:トイレや食料を確保しておくことをおすすめします。
運転が苦手 車が大きい
前提として運転が苦手な場合は運転が得意な人に頼みましょう。ソロで行きたい人!は、公共交通機関を利用するのも手です。運転が得意な人でも比較的大きい車(アルファード等)の場合、道幅が狭く相当苦労します。大事な愛車が傷つくのも想定されるのでコンパクトな車がおすすめです。
ナビに頼らなくても
どちらのルートも「玉置神社はこちら」案内の看板が要所に配置してるため、基本ルートを守って進めばそんなに迷うことはありません。
降雪 大雨
途中までは高速道路だったり大きな国道を通るので道が整備されてます。天候に左右されるケースは少ないと思います。山道に入る段階で積雪・凍結時チェーン規制がかかってます。道路が狭いこともあります。ガードレールが無い、落ちたら崖なんて場所もあることから、雪が降ったら引き返すのが無難です。大雨も同様に視界が悪くおすすめできません。
実際走ってみておすすめルートは?
googleさん、ごめんなさい。東名阪→名阪国道→京奈和道→R168です。
玉置神社付近の山道はどちらのルートも厳しい道路環境です。ですが、まだ比較的運転しやすかったのがこのルートです。※さすがパンフレットがおすすめするルートなだけありますよね。
和歌山方面から行く道路は場所によってはエスケープゾーンが全然無く対向車が来たらどちらかが細いガードレール無い道をひたすらバックする羽目になり、相当自信が無いとホントにきついです。すれ違ったのはツーリングバイク数名と地元の車1,2台程度で玉置神社行くルートとしては使わない人が多いんだと思います。帰りのルートは何台も参拝客っぽい車とすれ違いました。
参考までにストリートビューと私が実際とった写真を見てください。
実際厳しいルートはここです。オレンジマーカーのルートが相当きついです。
このルートの入り口がここからです。ぜひ挑戦した人はまずここからのストリートビューを見て辿ってください。それで全然OKだと思うなら挑戦するのも楽しいかもしれません。途中に1台しか通れないトンネルがあったりといろんな体験が出来ました。
まとめ
玉置神社は、その道中も含めて特別な体験を与えてくれる場所です。名古屋から車で向かう場合、険しい山道や長距離移動に備える必要がありますが、それを超えて辿り着いた先には、言葉では表現しきれない感動が待っています。これから玉置神社を訪れる予定の方は、ぜひこの記事を参考に、安全で楽しい旅をお楽しみください。
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