Excelを使っているときに「メモリまたはディスクの空き容量が不足しているため、ドキュメントを開いたり、保存したりできません。」というエラーメッセージが表示されたことはありませんか?この問題は、実際にはディスク容量不足が原因ではなく、Excelのセキュリティ設定に関連していることが多いんです。
セキュリティが関係している?
実は、この問題は主に以下のような状況で発生します。
- インターネットからダウンロードしたExcelファイルを開く時。
- ネットワーク経由でサーバー上のファイルを開く時。
これらの状況では、Excelはファイルの安全性を確保するために、自動的に保護ビューを有効にします。この機能は、潜在的に危険なファイルからユーザーを保護するために重要ですが、時に誤って安全なファイルの使用を妨げることがあります。
簡単な対処法
このエラーを解消するための具体的な手順は以下の通りです。
- Excelを開く。
- ファイルタブをクリック。
- オプションを選択。
- トラストセンター(セキュリティセンター)をクリックし、トラストセンターの設定に進む。
- 保護ビューを選択。
- 以下の3つのチェックボックスを全て外す。
- インターネットから取得したファイルに対して保護ビューを有効にする。
- 安全でない可能性のある場所のファイルに対して保護ビューを有効にする。
- Outlookの添付ファイルに対して保護ビューを有効にする。
これで、エラーが解消されるはずです!
保護ビューとは?
エラーが出ない場合、Excelは「保護されたビュー」を正常に表示しています。「このファイルはインターネット上の場所から取得され、安全でない可能性があります。詳細はクリックしてください。」というメッセージがExcel上に表示されるのが通常です。今回のエラーメッセージは、保護ビューの機能に何らかの不具合がある場合に出ることが推測されます。
以上、Excelで表示される「メモリ不足」のエラーメッセージについての解決策をご紹介しました。この方法を試して、快適なExcelライフを取り戻しましょう!
ポチップ
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